大事なもの(第１９話) ページ21
「聞いてください。僕らのLIFE君とのLIFE。」
それが、俺がちょうど来たときに聞こえた声だった。
すぐに曲が流れ始める、ちょうど少し前につけてよかった。
はじめはスクールアイドルと聞いて驚いた。
真姫に合うか合わないかどっち？と聞かれたら即答で合わないと答えるだろう。
これを見る前まではそう思っていた。
「確かな今よりも…」
作詞も素晴らしい、センスがある。
ダンスも切れがある。
何より、彼女たちには笑顔があった。
どうやら俺は考えが浅かったらしいな。
〜放課後〜
ライブが終わって、気がつけば時間も時間でちょっとしかなくて何もやらずしまいだった。
水色からオレンジ色に変わったのであった。
「A。」
呼ばれて振り向くとそこには真姫がいた。
「さっきのどうだった。」
「スピーカーが悪かったかな。雑音が多かったし。」
「そういうのじゃなくて！歌と踊り、私たちのほう！」
「アマチュア。所詮は素人。」
「・・・・・・・・・・あっそ。」
真姫は怒り気味で返答した。
「ただ…」
「なによ、まだ何かあるの？」
「パフォーマーとして、一番大事なもの。それがあったから
アイドルだったと思う。」
「ふふ、早くそういうこと言いなさいよ。」
さっきまで怒っていたのに、今はすっかり機嫌を直した。
「んじゃ。また。」
パフォーマンスとは、人を楽しませること。
そのためにはまず自分が楽しんでなくちゃできない。
特にクラシック界ならまだしも、アイドルなんてそれ以外なんでもない。
最近はそういう人が減っていると思っていたけど、こんな所にいたとは…。
都心部のこの町には珍しく、ちょっと早いが「カラー」が咲いているの
を見た。俺は、あの九人のことを思い浮かべる。
作者より
花言葉というのが最近気になりました。
皆さんも興味を持ってはいかがでしょうか？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カオス(プロフ) - shin（シン）さん» 結婚のが無理なら第一案の入学記念ので良いですから。本当に無理言って申し訳ありませんm(_ _)m (2016年9月4日 6時) (携帯から) (
レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
カオス(プロフ) - shin（シン）さん» 無理言って申し訳ありませんm(_ _)m (2016年9月4日 5時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
shin（シン）(プロフ) - カオスさん» ん〜。結婚はちょっと難しいかもしれませんが、自分なりにやってみますね。 (2016年9月4日 0時) (レス) id: 9d5bf44729 (このIDを非表示/違反報告)
カオス(プロフ) - shin（シン）さん» もしくは入学する記念ではなく数年後の話として二人が結婚する記念にμ'sがライブを行った場所や合宿をした場所に行くというのはどうですか? (2016年9月3日 22時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
カオス(プロフ) - shin（シン）さん» 楽しみにしてますね(^^)後、このデートの内容を真姫編で真姫と主人公が同じ大学に入学(主人公は同じ大学に入学するかわかりませんが(^^;))した記念に行くというのはどうですか? (2016年9月2日 20時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：shin（シン） | 作成日時：2016年1月28日 23時
