才能の違い(第18話) ページ20
草津は明るいjazzを弾いた。
小学三年生…、今から七年前。
その時から彼は音楽と出会ったのか…幸せ者だな…
俺とは違う。
「A。」
小声で真姫が呼んできた。
「あんまり上手じゃない？」
きっと下手くそじゃないと聞きたいのだと思う。
まぁ７年やってたわりには…
「下手。」
ミスタッチはないが、演奏が窮屈でリズム感がない。
それに、音楽用語通りに曲のイメージがたってない。
最後の全音符を弾き終えると、こっちの方を見る。
「どうでしたか？」
「A、なんかアドバイスとかない？」
アドバイスか…
「ちょっとどいて。」
草津は素直にどき真姫の隣に座る。
「これが譜面ね…、やっぱスペインか…。」
jazzの定番の曲「スペイン」。チック・コリアが作った名曲だ。
「とりあえず全部弾きなおす。」
さっきとは全く違う。明るい曲であるが少し、悲しみを入れる。
「う、うそだろ…」
この曲はもうスペインじゃない。俺の曲。
終わった時には草津は目を丸くしてこっちを見てきた。
「私が負けた…。」
「真姫。要件は？」
「もうすぐ三十分前だから早く来なさいといいにきたの。」
「今十分たったから…準備しなくていいのか？」
「わかってるわよ。絶対きなさいよ。」
軽くうなずくと音楽室を出ていく。
草津はまだ丸くなっている。
「あの君、ピアノやっていてもいいｋ…」
「真姫様とどういう関係だ！。」
音楽室に響き渡る怒鳴り声。
正直、気分を損ねることは何一つやっていない。
「ゆるさないぞ…」
まるで醜悪の塊をみる目でにらみ去っていった。
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カオス(プロフ) - shin（シン）さん» 結婚のが無理なら第一案の入学記念ので良いですから。本当に無理言って申し訳ありませんm(_ _)m (2016年9月4日 6時) (携帯から) (
レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
カオス(プロフ) - shin（シン）さん» 無理言って申し訳ありませんm(_ _)m (2016年9月4日 5時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
shin（シン）(プロフ) - カオスさん» ん〜。結婚はちょっと難しいかもしれませんが、自分なりにやってみますね。 (2016年9月4日 0時) (レス) id: 9d5bf44729 (このIDを非表示/違反報告)
カオス(プロフ) - shin（シン）さん» もしくは入学する記念ではなく数年後の話として二人が結婚する記念にμ'sがライブを行った場所や合宿をした場所に行くというのはどうですか? (2016年9月3日 22時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
カオス(プロフ) - shin（シン）さん» 楽しみにしてますね(^^)後、このデートの内容を真姫編で真姫と主人公が同じ大学に入学(主人公は同じ大学に入学するかわかりませんが(^^;))した記念に行くというのはどうですか? (2016年9月2日 20時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shin（シン） | 作成日時：2016年1月28日 23時
