023.七五三掛龍也 ページ25
｢やっほ、しめ。｣
｢え、A、久しぶりじゃん。｣
……この間稽古場のある建物内で会ったのに、久しぶりって言われるとは思わなかった。
｢この間会ったばっかりじゃん。｣
｢そうじゃなくて、ほら、少クラずっと出てなかったじゃん。｣
｢まあ、他の事情もあるから仕方ないんだけどね。｣
……久しぶりに会うと距離感、というよりは身長感にバグがあるもので。
さっきまでHiHi Jetsや美 少年を相手にしていたから、しめってこんなに身長低かったっけと思ってしまう反面、手が伸びてしまう。
｢ねぇ、セット崩れるんだけど。｣
｢ごめん……！｣
｢完全に癖だよね。｣
そう、今は本番中。
俺もそろそろ衣装に着替えないといけないし、しめだってTravisJapanの出番あるからあまり撫でるとセットが崩れてしまう。
なのに伸びてしまうから、癖なのは否定できない。
何より、リハの時に｢なんで今日は楽屋違うの｣ってテンションの下がってたうちの最年少と、少ししゅんとしてた大型犬が待っている。
｢俺も着替えなきゃ。しめがんば。｣
｢ありがとう。あ、あとさっきのステージかっこよかった。｣
｢……ありがとう。｣
しめとの距離感はやっぱどちらかと言えばやはり、後輩というより同士だなと思ってしまった。
一応、入所は俺が先だけど。
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唯華(プロフ) - 霧緋さん» どっちも読んでくださりありがとうございます。元々、本作でもHiHi Jetsや美少年、7 MEN 侍も出していきたいんですけども、ちょっと叶いそうになくてこの形になりました。楽しんで頂けたら幸いです。 (2020年5月21日 0時) (
レス) id: 6f12c91449 (このIDを非表示/違反報告)
霧緋(プロフ) - こんばんわ。愛の音を奏でた王子は今。の方も読ませていただいてます！こちらでは主くんと後輩jrの絡みが見れて嬉しいです^^楽しみにしています！ (2020年5月20日 23時) (レス) id: d2b441668b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯華 | 作成日時：2020年5月20日 11時
