044.Side Yuto.T ページ46
｢入っていいよ。｣
入った状態でもさっきとあまり変わらない。
強いていえば、移動したくらい。
川崎皇輝くんを呼んだ後からの会話はよく分からないけど、彼が焦ってるのは確か。
｢HiHiちょっとごめんね、ビビらせるかもしれん。｣
この言葉を聞いてみずっくんははしもっちゃんの裏に隠れるし、はしもっちゃんも渋い顔になってるし。
……え、何が起こるの？
展開が予想できないのはさくちゃんも同じみたいで、ガリさんはあまり気にしてなさそうだった。
その瞬間。
｢喋っとったやつ、何しとんの。｣
明らかに、冷たいトーン。
さっきのA先輩と違いすぎて、鳥肌が立った。
｢すいません……。｣
｢それ、俺に謝ったとこでとこでしゃーないことやろ。喋っとったやつだけじゃなくて、気づいててなんも言わんかった人も同じやから。
後輩先輩関係なく、同じユニットだからちゃんと言わんとダメ。｣
みずっくんなんか完全に怯えてるし、はしもっちゃんは下の子たちが気になって仕方なさそう。
さくちゃんは愕然としてて、ガリさんはなんかいきなり動揺してるし。
少なくとも、今の先輩は俺が見た事ある先輩の様子じゃない。何が怖いって、少し笑いながら"俺に謝ったとこで"って発言するところ。
｢こんなことでよーけ時間潰しとったら、自分らも損やろ？
今度からはたいがいにしときな。｣
｢……先輩、滅多にキレないけど怒らせたら静かにキレるし時々笑い出すんだよね。今回は酷いかも、方言が出始めてるから。｣
はしもっちゃんの解説から、流石の俺でもこの状況が、だいぶまずいとは理解した。
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唯華(プロフ) - 霧緋さん» どっちも読んでくださりありがとうございます。元々、本作でもHiHi Jetsや美少年、7 MEN 侍も出していきたいんですけども、ちょっと叶いそうになくてこの形になりました。楽しんで頂けたら幸いです。 (2020年5月21日 0時) (
レス) id: 6f12c91449 (このIDを非表示/違反報告)
霧緋(プロフ) - こんばんわ。愛の音を奏でた王子は今。の方も読ませていただいてます！こちらでは主くんと後輩jrの絡みが見れて嬉しいです^^楽しみにしています！ (2020年5月20日 23時) (レス) id: d2b441668b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯華 | 作成日時：2020年5月20日 11時
