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「俺も、好き。」
言葉にして想いを伝えてくれる。
「俺、Aを幸せにするために、仕事頑張らなきゃって思って、がむしゃらだった。」
「仕事仕事で、… 結局Aを傷付けてた。」
「Aに冷たい態度をとってたのも、薄々感じてた、けど直さなかった、から… 本当にごめん。」
「離れてみてAの存在のデカさに気付くって… 馬鹿だよな？… でも、ほんとにAの存在の大切に気付いた。」
「俺にとって空気みたいな存在でさ、居なきゃ俺、ダメになる… だからといって居て当たり前の存在ではないってことも、今回で改めて感じた」
「… こんな俺だけどさ、これからも、一緒にいてほしい」
『… えっ、』
あの、口下手な翔太が言葉にして私に伝えてくれた。
最後にはプロポーズと思われる言葉と共に、小さな箱に光る指輪が目の前にあった。
「Aさん、俺と結婚してください。」
決定的な言葉が送られて、
あぁ、プロポーズされたんだな、って改めて感じる。
引っ込んだはずの涙がまた溢れてくる。
『… ほん、と、？』
「ほんと。今まで待ってくれてありがとう」
嬉しくて涙が止まらない。
大好きな翔太と、ずっと描きたいと思ってた未来が叶う。
だけどね、
その前に、
私も想いを言葉にしてもいいかな？
＿ いいよ、聞くから話して？
って優しい声で受け止めてくれる翔太に私も想いを伝える。
『翔太と離れてから一度、2人の家に行く機会があったの』
「うん」
『そのとき、寝室のサイドテーブルにあった紙袋を見たの』
「うん」
『そしたら女の人の字で、“ また来て下さい、待ってます ”って… それ見て、浮気かも、って、思っちゃって…』
言葉に出すと、 言ってしまったな、って怖く感じるというか…
俯き、唇を噛み締めていると、翔太の手が私の頭に乗る。
「あれな、この花束の店員さんがくれたやつ。… ちょっとフライングだけど。」
私の部屋に入ってすぐのところに置かれていた大きなカバンから出てきた可愛らしい花束。
「もう少し後に渡そうと思ってたけど、… はい」
受け取った花束には、メッセージカードも添えられてあった。
“ お誕生日おめでとうございます！素敵な1年となりますように！ ”
確かに、こんな字だった、かも？
「女の人からは基本貰わないよ、俺」
「Aだけだよ、全部」
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めめあべなべこじ担のぷりん - 初コメ失礼ぃ（泣）うめさんですよね？！もしかして神の間違いでは？！（まじです。）自分のめっちゃ好きなス卜ーリーでした＾ｖ＾これからも応援してます！ (2022年4月4日 13時) (
レス) @page41 id: d46f9baee8 (このIDを非表示/違反報告)
うめ(プロフ) - 淘蒼toaさん» コメントありがとうございます！リアルな恋愛系と言って頂き嬉しい限りです！コメントが本当に励みになります(*^^*) 応援ありがとうございました！ (2022年3月9日 17時) (レス) id: ecdea445c9 (このIDを非表示/違反報告)
うめ(プロフ) - 蓮翔さん» コメントありがとうございます！素直に伝えられない、もどかしい渡辺さんを書かせて頂きました！応援ありがとうございました！ (2022年3月9日 17時) (レス) id: ecdea445c9 (このIDを非表示/違反報告)
うめ(プロフ) - 芹奈さん» 初めまして！コメントありがとうございます！ゆり組と幼馴染み、ここで完結致しました^ ^ 期待に沿えるような作品になったでしょうか？応援ありがとうございました！ (2022年3月9日 17時) (レス) @page41 id: ecdea445c9 (このIDを非表示/違反報告)
淘蒼toa - 初コメント失礼します！翔太くんの彼女気分になれてすごく良いです。こういうリアルな恋愛系を求めてました、これからも応援してます！ (2022年2月25日 13時) (レス) @page34 id: 9ce243e034 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめ | 作成日時：2022年2月6日 1時
