Episode08.SHALL WE DANCE? ページ8
CAN’T LIVE WITHOUT 編
今日は萌華さんがお休みだったので1人で、昼休憩中ポアロで昼食を食べていると、
学校が終わった少年探偵団達がポアロに入ってきた。
「あ、Aお姉さんいるよ!」
歩美ちゃんが私に気づき走ってくる。
「歩美ちゃん、それに皆も。どうしたの?」
「Aお姉さん、安室さんはいないの?」
その声を聞いて奥から安室さんが顔を出し、いらっしゃいと笑顔を作った。
歩美が取り出したものはチケットだ。
「スカイランド!明後日から1週間閉館しちゃうから明日が最後なんだって!
それで園子お姉さんからもらったの」
スカイランド、千葉にある大型遊園地。
そういえばテレビで明後日から急遽1週間程閉館するニュースを観た。
なんでも明日の最終日は混雑が予想されるため、応募抽選で当たった人がいけるとかなんとか…。
「園子お姉さんと蘭お姉さんは文化祭の準備でいけないらしいから2枚チケット余っちゃったの!
Aお姉さんと安室さん、一緒に行こう」
少年探偵団の子達があまりにも目がキラキラしているのでいいよ、と頷いたが…
「安室さんはどうだろう。仕事で忙しいから」
「いいですよ。行きましょう」
意外な返答。
まさか安室さんがこういう場所に行くとは思わなかったし行ったことがなかったから
てっきり嫌いなんだと思っていたけど、案外乗り気な彼に何だか嬉しい。
「決まりだな!」
「では、明日、9時に東都駅で待ち合わせですね!」
「じゃあね〜」
少年探偵団の子達がルンルンで帰路に向かう。
哀ちゃんが私に頭を下げて彼らを追った。
「Aさん」
「どうしたの?コナン君」
「この前の事件、大丈夫だった?沖矢さんから聞いたよ」
コナン君はこの前の不審者のことを気にかけてくれていた。
あれから傷は治ったし、気にしていなかったがコナン君は心配そう。
「大丈夫だよ。沖矢さんに助けてもらったから」
「A」
コナン君との会話を遮ったのは安室さん。
「昼休憩がもうすぐ終わりますよ」
そう言い壁に掛けてある時計を指差すと午後の仕事の時間が迫っていた。
コナン君にまた明日、と挨拶をして会計を済ませ会社に戻る。
安室さんと遊園地デートかぁ…
それを考えるだけで午後からの仕事が頑張れそうだ。
SHALL WE DANCE?(夢の国へ行きましょう)
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恋魔法ちゃん(プロフ) - 明里香さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。ご指摘のコメントありがとうございます。今更ですが、訂正させていただきます。ありがとうございました(*´-`) (2019年1月6日 23時) (レス) id: f14e05799e (このIDを非表示/違反報告)
恋魔法ちゃん(プロフ) - 空さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます。続編も楽しんでいただけていましたら嬉しい限りです(*´-`) (2019年1月6日 23時) (レス) id: f14e05799e (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 42話に誤字がありました。「火事じゃないら」ではなく、「火事じゃないから」です。 (2018年12月16日 11時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 9話に誤字がありました。「皆んな」ではなく、「皆」です。 (2018年12月16日 11時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
空 - 続編おめでとうございます!これからも楽しみにしてます! (2018年12月3日 22時) (レス) id: 040b745b0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恋魔法ちゃん | 作成日時:2018年11月3日 20時