Episode15.MORNING GLORY ページ15
スカイランドに再び戻ったのは8時過ぎで丁度、花火が空に打ち上げられている。
安室さんはトイレに行くと言って私が先に戻ると、皆がどこに行ってたのかと心配してくれていた。
コナン君が私の姿を見て安堵したような表情。
まるで私が何をしていたかお見通しのような表情だった。
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トイレの入り口付近で降谷零と風見裕也は密談していた。
「降谷さん、彼女と付き合っているんですか？」
「ああ」
「彼女はどこまで降谷さんのことを知っているんですか！降谷さん、自分を見せると貴方の立場が危険に晒されます」
「風見、彼女はいるのか？」
突然の質問に風見裕也は呆然としたが、すぐに否定した。
「そうか。僕には命に代えても守るべきものがある。それが増えただけのことさ」
降谷零はAの元へ帰ろうとすると、風見裕也は降谷さん！と叫んだ。
「別れるべきです。彼女とは」
「そんなこと、僕が1番わかっている」
降谷零は安室透に変わり、夜の遊園地を歩きAの元へ戻った。
「安室さん、おかえりなさい」
安室さんがトイレから戻ってきたのを確認して、安室さんと花火を見始めると彼は私の指を絡めて握ってくれた。前には子ども達がいるのに。
私を守ると言った彼はその約束を守り続けてくれている。
爆弾が解除できる彼は普通の探偵じゃないことも、喫茶店店員でないこともわかっていた。
でもそれ以上彼を分かりたいとは思わない。
彼が言わないのはそれなりの理由がある。
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「安室さんってさ、嘘つきだね」
帰り道、手をつないで楽しく歩いているAと少年探偵団の後ろを降谷零とコナンは歩く。
「何がだい？」
「安室さんの中の1番の優先順位ってAさんでしょ？」
「何故？」
「だってパスリングが外れなかった時、直接公安に行ったでしょ。
捕まえた信者に直接電話してもらえるし。
でも自分の弱点や私生活がバレるデメリットの方が大きいから本当はスタッフに言って任せるのが1番だった。でも冷静になれなかったんだ。Aさんが死ぬ可能性があったから」
その言葉に降谷零はフッと笑った。
「コナン君、僕は君のようにずっと愛に生きれるわけじゃない」
「安室さん、Aさんは愛に生きてるよ」
降谷零が背けていた事実をコナンに露呈される。
彼女はただ真っ直ぐ、降谷零を愛していた。
MORNING GLORY (花言葉は儚い恋)
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恋魔法ちゃん(プロフ) - 明里香さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。ご指摘のコメントありがとうございます。今更ですが、訂正させていただきます。ありがとうございました(*´-`) (2019年1月6日 23時) (
レス) id: f14e05799e (このIDを非表示/違反報告)
恋魔法ちゃん(プロフ) - 空さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます。続編も楽しんでいただけていましたら嬉しい限りです(*´-`) (2019年1月6日 23時) (レス) id: f14e05799e (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 42話に誤字がありました。「火事じゃないら」ではなく、「火事じゃないから」です。 (2018年12月16日 11時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 9話に誤字がありました。「皆んな」ではなく、「皆」です。 (2018年12月16日 11時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
空 - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしてます！ (2018年12月3日 22時) (レス) id: 040b745b0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋魔法ちゃん | 作成日時：2018年11月3日 20時
