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結局、閑也くんも、うみくんも
同じような格好になっちゃいました。
「うっ、恥ずかしい…」
閑「まあまあ、Aちゃん
そう言わず行きますよ〜」
…
「なかよし〜」
街を歩く
私たちへの視線が、イ、イタイ…
なかよし家族に見えてしまっているのだろうか…
「え、あれ…!」
そう、若い女の人の声がする
それもこっちを指している気が…
閑「やべ。」
「え?」
閑「海人、Aちゃん、ちょっと走るよ」
閑也くんがうみくんをひょいっと持ち上げ、
走り出す。
「ちょ…と!」
走り出した閑也くん。
片腕でうみくんを抱っこ、
そして、もう一方の手で
引かれる私の手。
「…ッ」
日曜の街。
人混みを駆け抜ける。
.
.
『きゃ〜〜!』
ドキっとした私を右手に、
左手で抱っこされてるうみくんは、大はしゃぎ(笑)
.
「ハア、ハア…」
閑「つ、疲れた」
『しずやー!もうおわり??』
うみくんは、よっぽど楽しかったようで
でも、私と閑也くんはクタクタです。
「閑也くん、突然どうしたの…??」
閑「いやあ、ごめんね!
日曜、なめてたわ〜あはは」
「え?
あ…もしかして、
ファンの子…??」
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作者名:ちゅん | 作成日時:2018年9月7日 21時