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「し、閑也くんはいいの?せっかくのお休みなのに…」
閑「たまには3人で外に出ようよ!ね!Aちゃん!」
と、ルンルンな閑也くん。
「じゃあ、お出かけしよっか」
そう私が言うと、ぴょんぴょん跳ねて喜ぶうみくん。
そんなにうれしい?(笑)
『A!じゃあ、はやくいこ!
もう!しずや、はやくきがえてよ!』
閑「ええ?!お前もまだパジャマだろ!」
アハハ…!
「ほら、うみくん、お着替えしよっか」
『む〜…、A?おれもそういう服きる!』
そういう服?
「私とおそろい?」
『うん!!』
今日の格好は、シンプルな白シャツに、デニム。
そして、腰にシャツを巻いている
出掛けるなんて思ってもなかったから、
すごくシンプルな格好なのに。
ガサゴソ…
「これとかどう?」
なるべく似た服を渡してみる。
『え〜、おれもAとおなじ、しろのシャツがいい!』
あら、渡した緑のシャツでは気に入らなかった様子。
それじゃあ、まったく一緒になっちゃうよ〜…
『できた!おそろい!Aとおそろい!!
一緒だね!A!!!』
「そうだね!」
私とのおそろいが、よっぽど嬉しいのか、
うみくんはまたぴょんぴょんしてる(笑)
着替え終わったうみくんをみて
閑「お?なんだ、おそろい?」
と閑也くん。
「ふたりだけお揃いはずりいな。
おれも一緒にしよーっと!」
え、ええ…?!
それじゃあ、家族みたいになっちゃうよ〜!!
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作者名:ちゅん | 作成日時:2018年9月7日 21時