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「んん〜!疲れた!」
腕を伸ばし、ひと思いに背伸びをする。
ふと目に入った時計が示す時間は、
23:00
デスク仕事が終わり、ノートパソコンを閉じる。
社内の光は、いよいよ間接照明だけになった。
A24歳。
大学を卒業して、それなりの企業へ就職をし、約2年がたった。
仕事には随分と慣れ、上司に頼られることも増えてきた。
今日は、その頼りという名の仕事の押し付けを受けるハメになり、たった今おわったところ。
「さて、帰るか…」
明日は休みだ。
早く帰って、ゆっくり寝たい。
足早にオフィスをあとにし、
自動ドアを抜け、秋の生ぬるい風を受ける。
疲れた足を前に進めようにも、残業終わりの足はかなりむくんで…
まあ、いい。のんびり帰ろ
足を動かそうとすると
…
…
ちょん…
…
ちょんちょん…
…
「え?」
…
『…?』
そう。突然でした。
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作者名:ちゅん | 作成日時:2018年9月7日 21時