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メロンパンと三毛猫 ページ10

休日。

最近事件と報告書祭りで不足してた睡眠をたっぷりとった。



11時かー。

昼飯買いに行こ。自炊する気ないし。

そーいや、駅の近くに新しいパン屋できてたな。

行ってみるか。




財布と携帯、そして家の鍵を持ち、扉の鍵を閉める。






「あー!!大ちゃんそっち行っちゃダメー!!」

「大尉はすぐにいなくなりますね」

「腹減ってんじゃねーの?」

「もー!元太君じゃないんだから・・・・・・」






ん?あれ、今会いたくもないガキどもの声が聞こえたような・・・・・・。

あっ・・・・・・三毛猫?

しかもオスか。珍し。

屈んで様子を観察する。

首輪ってことは飼い猫か。

猫飼ってるっていや、たしか上の階の益子さんもこんな感じの猫飼ってたような。






「あー、猫川さんだー!!」

「猫川さんも捜査?高木刑事たちとっくに来てるわよ」






なぜかはしゃぐ吉田さんとなんか辛辣な感じの灰原さん。

そして、小嶋君と円谷君。


やっぱさっきの声は勘違いじゃなく、少年探偵団か。



で、何?高木が来てる?事件起きたわけ?

そういやこのガキどもも事件吸引機なんだったけ・・・・・・

ちょっと頭痛を起こした頭を抑える。







「・・・・・・事件はどこかな?」

「この部屋の真上です!」






しかも俺ん家の真上かよ!!

薄々気づいてたけどさ!

俺の周り今まで平和だったんですが?!

一体誰のせいでしょう?







「お前も聞き込みってやつするんだな!」

「バカね小嶋君。この家の人に聞き込みしたんじゃなくて、この人がこの家の家主よ。表札見なさい。猫川なんて名字そんなに多くないわ」

「じゃあここが猫川さんのお家?」

「そうなるね」







あーもう、頭痛い。

でもまあ俺事件に何ら関係ないし、非番だし。

買い物行こ。







「高木刑事たちのお手伝いしないんですか?」







円谷君、純粋な目で責めないでくれ。

俺悪くないから。

とりあえず同僚に見つからなきゃ何もないさ(フラグ)







「俺じゃない鑑識の人いるでしょ?それに君らがいるって事はメガネのガキもいるだろ。なら事件は解決だよ。じゃね」






エレベーターの扉が開くとタイミング悪く、目暮サンが乗ってた。

は?






「猫川君?!」







はい。おわた。

俺の休日はどこへやら。

何で俺上行きのボタン押してんの・・・・・・

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ぶどう - フウマさん» 了解です!緋色シリーズのエピローグまで書いてから、検討します! (2022年5月17日 20時) (レス) id: 0aed378d42 (このIDを非表示/違反報告)
フウマ(プロフ) - 過去編と純黒の悪夢とゼロの執行人、書いてほしいです! (2022年5月17日 19時) (レス) @page30 id: 5bc30b04a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぶどう | 作成日時:2022年5月8日 12時

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