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緋色のメロンパン 真相 ページ30

・・・・・・っと、見えた。



こっちも来葉峠に到着。

ここらで様子見とするか。






車を脇に止め、双眼鏡でカーチェイスを見守る。






予定通り、赤井サンの乗る車は200メートルストレートに入った。



銃を取り出し構える赤井サン。



追いかける公安の車両は1、2、3・・・・・・5台くらいか。

全ての車を足止めするにはカーブするギリギリのタイミングで撃たなければならない。

そして、速度とハンドルをギリギリまで固定する技量と度胸が必要。

成し遂げられるか?FBI。






最悪の事態に備え、ミニパトのエンジンを入れる。








《・・・・・・ドンっ・・・バムッ》







音からしてタイヤに命中しただろう。








《・・・ギャウゥガンッ》








直後に甲高いスキール音と、鈍い音。








《ふ、降谷さん、赤井が発砲しました》

《先頭の車はタイヤに被弾してクラッシュ、後続車もそれに巻き込まれて走行不能車の続出で》








盗聴器から聞こえてくる報告に口笛を高く吹く。








「さっすがぁ〜」





《・・・・・・動ける車があるのなら奴を追え!今、逃したら今度はどこに雲隠れするか・・・・・・》







耳を澄ませば、かすかに降谷の怒声が聞こえる。

スマホ越しの声がここまで聞こえるってヤバ。







《し、しかし、追えといわれてもこの状況では・・・・・・》








公安の刑事の困ったような声。

すると、







《大丈夫か?》

《あ、赤井・・・・・・》







盗聴器からの声に驚き、少し先を見れば、たしかにFBIの車が戻ってきてる。




一体何の目的で・・・・・・?




公安の車が固まってるところへパトカーを走らした。

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ぶどう - フウマさん» 了解です!緋色シリーズのエピローグまで書いてから、検討します! (2022年5月17日 20時) (レス) id: 0aed378d42 (このIDを非表示/違反報告)
フウマ(プロフ) - 過去編と純黒の悪夢とゼロの執行人、書いてほしいです! (2022年5月17日 19時) (レス) @page30 id: 5bc30b04a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぶどう | 作成日時:2022年5月8日 12時

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