メロンパンとお茶会2 ページ16
「しかし、見舞い客を毒殺とはな」
「正直呪われてますよこの病院。前にも色々あったみたいだし・・・・・・」
「色々?」
毛利探偵や、高木、降谷が話してる声が聞こえて来る。
と思ったらその3人プラス蘭さんと江戸川君で病院から出てくるところだった。
どうしよ。
でもすれ違わずに中に入れないし、軽く挨拶はしとくか。
「じゃあ楠田陸道って男の事とか知りませんよね?」
降谷、じゃねえ安室透が人当たりの良さそうな笑みで高木に聞く。
「楠田陸道?
ああ!そういえば爆弾騒ぎの何日か前にこの近くで破損車両が見つかって、その車の持ち主が楠田陸道って男でしたよ!」
意気揚々と喋る高木。
コイツの情報管理能力はどうなってんだか。
「この病院の患者だったそうですけど、急に姿をくらましたらしくて。謎の多い事件でね。その破損車両の車内に大量の血が飛び散っていて」
「高木」
「あっ、猫川さん」
ちょっと驚いた高木。
そして俺を探るように見てくる降谷。
「一般人に事件の詳細ペラペラ喋る癖、直した方が良いと思うよ」
「す、すいません。けど、猫川さんですよね?あの車見た鑑識さん」
「ああ」
「あの車の報告書、未提出ですよね?早く出さないとまた怒られますよ」
「・・・・・・そうだな。じゃあ俺忘れ物あるから」
そう言って高木から離れると、なぜか降谷が適当な言い訳してついてきた。
また面倒な。
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ぶどう - フウマさん» 了解です!緋色シリーズのエピローグまで書いてから、検討します! (2022年5月17日 20時) (レス) id: 0aed378d42 (このIDを非表示/違反報告)
フウマ(プロフ) - 過去編と純黒の悪夢とゼロの執行人、書いてほしいです! (2022年5月17日 19時) (レス) @page30 id: 5bc30b04a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぶどう | 作成日時:2022年5月8日 12時