私に感情をくれたのはすとぷりでした

24話目 ページ26

貴方side
ポロポロと雫が垂れる

それを気にせず白い髪の人は

マスクを取る

？｢え、結構……美人//｣

？｢マジ？高値で売れるといいな｣

え？返されるんじゃないの？
売られるの？

？｢早く眠らせましょうよ｣

？｢へいへい｣

A『んぐっ！？んーんー！』

やばい、息が……！続か……ない……！

私は眠ってしまったのだ……


目を開けると黒い視界
アイマスクみたいなものを付けられている
立ち上がろうとする

ジャラ……と鎖の音がする
この音は私にとってトラウマだ……

私は前の生活に戻った気がして怖かった……

？｢起きた？って何泣いてんの、怖いか？｣

A『こっわくなんてないです、』

？｢声震えてるぞ、アイマスクとるからじっとしてろ｣

A『は、い、』

逆らうと殺される……とそう思って言うことを聞いた

視界には濃く青い髪をした人しかいなかった

A『あ、貴方達は、一体誰なんですか……』

？｢あー、俺らはAfter the Rainっていう名の怪盗さ
俺の名前はそらる、で相棒の方が｢まふまふです｣｣

ビクッ

まふまふ｢そんなに肩を揺らさなくていいじゃないですか‪w大丈夫ですよ、何もしません｣

怖い……

そらる｢結構でかい家だったけど金目のものは見つからなかった、ほんとに知らないのか？｣

A『知りません……』

ほんとに知らないし……
すとぷりの皆さんは普通の人でしょ？←軽く失礼

まふまふ｢ふーん｣

何……

まふまふ｢今何時だと思いますか？｣

A『3時とか……』

そらる｢いや、9時だよ‪w｣

A『え？9時？』

まふまふ｢強力な睡眠薬使いましたからね〜
首絞めても起きなかったし‪w｣

首を絞めた……？
じゃあ、もしかしたら死んでたってこと？

そらる｢おい、まふ、それ言うなよ｣

まふまふ｢だって‪w怖がる顔可愛いんですもん‪w｣

A『ん、あ、えっと身代金とかかけたんですか……』

まふまふ｢ん？あー君の家の人が来たら要求しますよ！家に手紙置いといたので多分そろそろ来ると思いますよ！｣

A『……私の家の人は昼頃に帰ってくるって……』

まふまふ｢そっか……(´･ω･`)でも大丈夫です！いつでも待てますからね｣

まふまふさんは目が笑っていなかった……
正直怖かった……
泣きたかった……

ピーンポーン

え？手渡し！？←

？｢やっほー！女の子捕まえたってホント？｣

そこには聞きなれた声が聞こえてきた……

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