黄色い菊が2輪 ページ7
A『まぁ、やっちまったもんは仕方ないから諦めろ、鶴さん。』
笑顔で鶴さんにそう言うと、鶴さんは絶望した顔になって、それから
「主…、俺はもうダメだ。刀解してくれ…。」
と言った。んな大袈裟な…。
A『…んまぁ、うちの主戦力の鶴さんに居なくなられても困るしね、仕方ないから誤解といてあげようね。おーい、菊丸〜。』
私もトイレに向かって話しかけるが、一向に菊丸は出てくる気がしない。…あれ？居ないなんてことは無いよね…？
A『大丈夫？菊丸。倒れたりしてない？』
すると、控えめにコンコンとトイレを叩く音が聞こえた。居ることには居るんだね。
A『菊丸、出ておいで。鶴さんがお話したいってよ〜。』
しかしやっぱり菊丸は反応せず…。ここまで来ると…
A『もしかして、鶴さん、最初っから菊丸に嫌われてたんじゃね？』
冗談のつもりだったんだけど、破壊力が凄すぎたようだ。歌仙に3時間怒られた時よりも小さくなって、部屋の隅っこに固まってしまった。まんばちゃんみたい…。
まんば「それは馬鹿にしているのか？」
おっと、口に出てたみたいだ…。これ以上はよそう…。私だっておやつは惜しい。
A『菊丸〜、マジで出ておいで。鶴さんがすみ〇コぐらしよろしくすみっコの住人になっちゃう。』
すると、トイレの鍵は開いた音がしたけど、中々外には出てこない。やっと少し扉が開き、少しだけ菊丸が顔を出した。それに気づいた鶴さんはえげつない機動力で近づいて来た。
鶴丸「菊は俺の事、嫌いか？」
縋るように尋ねる鶴さんに菊丸はブンブンと首を振った。
鶴丸「…なら、出てきてくれないか？話をしよう。」
いつもの驚きジジイどこ行ったんだって位完璧なイケメンボイスで鶴さんが言うが、それにも菊丸はブンブンと首を振る。
鶴丸「どうして出てきてくれないんだ？」
そう聞いた鶴さんに菊丸は絞り出すようにこう言った。
「五条名物鶴丸様とお話など、僕には恐れ多いです。」
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理紗@プロフ一部更新(プロフ) - こちらの作品のCSSは大丈夫なのですが私は采配づ禁止の画像を使ってしまった作者となっておりますのでそのでよろしければ他の作者のCSSに変えた方がよろしいかと思います。大変ご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。 (2021年3月3日 2時) (
レス) id: c9fefc2be8 (このIDを非表示/違反報告)
理紗@プロフ一部更新(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。私のCSSを変えていただけないでしょうか？どうやら再配布禁止の画像を使っていたので申し訳ないですが。大変ご迷惑をかけしました。全部が違反した分けではないのですが保証も出来ないのでよろしくお願いします (2021年3月3日 2時) (レス) id: c9fefc2be8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊海翔 | 作成日時：2021年1月9日 21時
