�将� ページ17
『！？！？』
突然目の前が真っ暗になり、会場中がざわめきだす
『(怖い…こういう時って、ゆっくり出口に向かった方がいいのかな、それとも動かないで止まっておくべき…？)』
私の隣にいるであろうリノ様と、テーブルに着いた時ににこやかに話しかけてくれた男性、前にいるはずのチャンビン様の気配は全くしない
3人とも座っていて、私だけ立ち上がった状態だったからだろうか
『(でも…皆さん、特にチャンビン様には申し訳ないけど…ここを離れるチャンスかも)』
心の中で再度『ごめんなさい』と呟きながら、ゆっくり足を動かしその場から離れようとしたその時
？「どこいくの」
『えっ？
きゃっ』
下から声がしたかと思えば、手を引かれバランスを崩してしまった
倒れる、と思ったが衝撃はどこにもなく、誰かに抱き止められた
『…も、申し訳ありません…っ』
急いでその腕から抜けようとして身をよじる
が
？「離れちゃ駄目だよ、危ないから」
急に耳元で囁かれ、体が固まってしまった
『(この声…頬にたくさん料理を詰め込んでたあの人の声)』
『あの、わ、私』
？「リノヒョンが怖い？」
『！』
？「そうなるのも無理はないよ、確かに見た目は怖いから、あの人」
？「でもね…リノヒョンは別に君のこと、恨んでるわけじゃないよ」
『えっ…どうして…』
？「リノヒョンね、君が言い返せなくて悔しそうな顔をする度に、愛おしいものを見るような顔をするんだ」
『！？』
?「これは、長く彼を見てきた俺にしか分からないこと」
『…あっ、あなたは、一体…』
？「俺？俺は
あ」
彼が名乗ろうとした瞬間、会場の照明が元に戻った
明るくなった途端に、彼との距離が思っていた以上に近かったことに気がつき、ぱっと離れた
hn「…ハンラシオン国のハン、ハンジソン
リノヒョン、もしかしたら君に一目惚れしちゃったかもね？」
そう囁き、先程以上の笑顔でこちらを見つめるのだった
『…！！！』
そんなわけが無いのに、なんだか急に恥ずかしくなり、3人に一礼をして今度こそその場から足早に離れた
cb「あっ！！A行っちゃった…ハン何言ったんだよ？」
lk「……」
hn「…へへ、内緒〜」
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?(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます泣 まさにその方の雰囲気とか喋り方とかを意識して書いてるので分かってくださる方がいて嬉しいです…；；♥ ぜひこれからもご愛読していただけると嬉しいです！♩ (2月4日 17時) (
レス) id: c8829adc54 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 花〇類みのあるわんこ、解釈の一致過ぎます…！！これからの絡みも楽しみです🥹🤍 (2月3日 0時) (レス) id: 9cfd31fdb7 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - かのんさん» 優しくて嬉しいお言葉、本当にありがとうございます…泣 楽しんでいただけてなによりです＞＜♥ コメントとても励みになります、ありがとうございます♩ (1月30日 22時) (レス) id: dde5eba317 (このIDを非表示/違反報告)
かのん - すごく続きが気になって仕方がないです!!!!チャニ王子に早く会いたい！ (*・∀・*) 自分のペースで頑張ってください♪ (1月30日 21時) (レス) @page18 id: 5667ead880 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - h tさん» わ〜！コメントありがとうございます；♥ 素敵なんて言葉をいただけるなんて光栄です！これからもご愛読していただけたら嬉しいですㅠㅠ (1月29日 22時) (レス) id: dde5eba317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：? | 作成日時：2024年1月24日 21時
