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上から下 兎依side ページ4
………え?
兎「何…言って……」
その次の言葉をいいかけた時
?「おおおい!翔!とってきたよ!……ってその子誰?」
赤髪の男の子が走ってきた。
その子は「翔」といっていた。人違いではないはず。
翔「………えっと………」
そっか。翔にとって私は記憶に残るような存在の子供ではなかった。
病院であった、たった一週間のことなんて覚えてるはずもなく。
兎「……すいません。人違い……だったみたいです。 ………」
私は溢れそうな涙を堪えて、二人に背を向けて走った。
翔「あっ!おいっ!!」
後ろで翔の声が聞こえたけど、私は振り返らずに走り続けた。
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作者名:みやみや | 作成日時:2020年6月27日 21時