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「あ、私達先日このメンバーでの任務で、魔法帝に『星』を授与されましたの…!」
嬉しそうに、頰に手を当てて微笑むミモザを見て、アスタとノエルも負けじと胸を張って言う
「オレ達だってこの前『星』もらったもんね!!」
「ウソをつけ」
しかしクラウスはすぐに言い返す
「『黒の暴牛』の新人ごときがそう簡単に『星』を授与されるワケないだろうが
今回の任務も任されているのもおこがましい」
「魔法帝直々に任されたっつーの!」
「また見え透いたウソを…」
「ウソじゃねぇぇぇぇ」
これは本当に事実なのだが、クラウスは全く聞く耳を持たずにどんどん話を進めていってしまう
「ーそういえば…
貴様らは四人で来ていると聞いたが、あと二人はどうした?
まさか貴様らを置いて逃げ帰ったなどと言うまいな
それとももう罠魔法の餌食にでもなったか?」
「ハン」とクラウスは鼻で笑う
「ぐぬぬぬぅ〜…」
そんなクラウスに、アスタとノエルは反論できない
それは、後の二人がー
**
「わぁぁぁぁぁっ!!!」
「ほっ♪」
ラックはワクワクした様子でどんどん道を進んで行く
凄い速さで進むラックに抱き抱えられているAは、もう混乱状態に陥っていた
「次を左…とーー…」
Aは、「のわぁぁぁぁぁっ!!!」と女子らしからぬ奇声を発している
「どれぐらい強い相手か…
楽しみだな〜〜〜♪
あはは」
「ラックのバカぁぁぁぁっ!!!」
ラックはAに暴言を吐かれても、どこか楽しそうに笑っていた
**
(俺らをほっぽってどっか行ったなんて言えねー…)
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ぱらら(プロフ) - 面白いかったです更新とか頑張って下さい!(*- -)(*_ _)ペコリ (2020年9月13日 12時) (レス) id: 528bfd8f20 (このIDを非表示/違反報告)
ストップモーション(プロフ) - 終わっちゃうんですか!?続きが気になります!!! (2018年2月26日 18時) (レス) id: 2a3b6c68d9 (このIDを非表示/違反報告)
燈 - 和空さん…!コメントありがとうございます!私もラックが好きなので、番外編みたいな感じで「すまいるボーイ」は作ろうかな〜と思っています! (2017年11月14日 7時) (レス) id: a39dedaf45 (このIDを非表示/違反報告)
和空 - ラックが好きなのですまいるボーイで。 けど、他のでも平気ですよ (・×・) これからも無理せず頑張ってください <(・×・)ヴィシャシッ (2017年11月14日 0時) (レス) id: 70e1ec7731 (このIDを非表示/違反報告)
燈 - おおぅ?!教えてくださりありがとうございます!助かりました…! (2017年11月12日 21時) (レス) id: a39dedaf45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃山 | 作成日時:2017年11月12日 21時