エピローグ ページ50
「卒業式終わったようだぞ！」
「E組の皆！話聞かせて！」
烏「皆早く駐車場へ！
バスを待機させてある…」
押しかけるマスコミに烏間先生でさえ飲み込まれる
「ひとこと聞かせて！」
「今どんな気分ですか！？」
「本当に君達が殺したの！？」
身動きが取れなくなっていたその時
俺達とマスコミの間に
本校舎の生徒達が壁を作るように歩いた
その先頭には浅野クン率いる五英傑
「なっ…何だ君達はジャマするな！」
瀬「見ての通り卒業生だよ
テメーらこそ人の花道ジャマすんじゃねぇ」
荒「君達の強引な取材姿勢には僕等も随分迷惑した
編集してネットに告発しようかね〜」
小「全員顔覚えたしな
ギシャシャシャ」
榊「さ…僕等に隠れて駐車場までエスコートしよう」
浅「大半が今日で縁もゆかりも無くなるとはいえ
仮にも同じ学校で学んだ生徒だ
見捨てれば支配者の僕の恥になる
赤羽、君だけは椚ヶ丘に残るそうだな
ほとぼりが冷めた頃
たっぷり吊し上げて吐いてもらうぞ
君等をここまで育てた担任
殺せんせーとやらの話をな」
業「別にいいけど
浅野クンの固い頭じゃ全部理解は難しいかな〜」
浅「それになぜAはそんなに泣いている
卒業式の時は泣いていなかっただろう
君が泣かせたのか」
今も涙の止まらないAを見て俺を睨む
業「俺じゃないし」
浅「まあいい
だが油断していると
Aはお前の隣ではなく
俺の隣にいる事になるからな」
業「ハッ、やれるもんならやってみろよ」
そう言い俺はAの手を取る
Aも今日は再びE組の一員だ
業「じゃあまたね、浅野クン」
それからそのままAの手を引きバスに乗り込んだ
茅「えっ、Aちゃん大丈夫？！」
前「泣きすぎじゃね？！」
そしてバスに乗るなり
こんなに泣くAを初めて見て
皆が心配したのは言うまでもない
事情を話すと
皆も自分のことのように喜び
Aに声をかけた
そのせいでAは
さらに涙が止まらなくなった
＊＊＊＊＊
んあああ、ユウです
中途半端に残ってしまいました。
すみません…続編に行きます
沢山の評価、コメント、お気に入り追加
本当にありがとうございます
あともう少しお付き合いいただけたら嬉しいです
よろしくお願いします
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ナナシの人 - 前作の最後といい今回の第3話といい カゲロウデイズのヒビヤみたいで少し嬉しかったです(カゲプロ好きなので) (2019年11月21日 16時) (
レス) id: 710da74c2e (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ - もう何回読んでもボロボロ泣けますよね… (2016年7月25日 19時) (レス) id: 3b170e76e9 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - トモシビさん» 最後のところ何回読んでも泣けますよね…私も書きながらヤバかったです… (2016年7月25日 9時) (レス) id: cbb44fedf8 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ - 泣ける…ヤバイ、涙が… (2016年7月25日 2時) (レス) id: 3b170e76e9 (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 夢主ちゃんの過去・・・てか殺せんせーでてきたし・・・どうなるの？ (2016年7月19日 17時) (レス) id: 0628018844 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年4月10日 15時
