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第11話 夢3の時間 ページ13

「A!逃げろ!」





パンパァァンッ…





『お父さんお母さんッ!』





「次は子供だ!」





「子供はちょこまか動く

それにこの小娘は特に油断ならない



捕まえてから確実にやれ」





「おう」





『ヤッ…』





「逃げてもムダだ」





「あの世で先にご両親が待っている



宜しく伝えておいてくれよ」





『イッ……』





「じゃあな…」





『いやあぁぁぁぁ……』











『ッ!』





ガバッ…





『夢…』





烏「気が付いたか」





『あれ、私…何やって…

さっきまで…あれ?』





私はいつの間にか職員室のソファに寝かされていた





烏「A、一旦落ち着け」





惟臣先輩にそう言われ一息つく



のと同時に蘇る記憶





『ッ!』





そうだ





『何で…何であいつがここに…』





夢に出てきた男と先程見た男が

完全に一致する





烏「A」





苦しい…



上手く呼吸ができない





烏「A!

だから落ち着けと言っているだろう」





惟臣先輩のあげた声に

再び私は我に返る




すると惟臣先輩は私の頭に手を乗せ

私の目の前にしゃがんだ





烏「ゆっくり息をしろ」





私は言われた通りゆっくりと息を吸い吐き出す





烏「大丈夫か?」





『すみません

少し冷静になれました』











『最近…』





少しの沈黙の後Aが口を開いた





『曖昧な昔の記憶を夢で見るんです』





烏「…」





『でもやっぱり曖昧には変わらなくて

本当の記憶がどれなのかは分からないんです』





烏「その言い方だと

夢の内容は全て違うのか」





『はい

ですがそれぞれ過程が若干違うだけで



…結末は全て同じです』





Aの表情からは悲しみや苦しみが感じ取れる



だから言われずとも夢の内容は分かった





烏「…そうか」





しかしその真実を知るのは

その場にいたAと

今日この校舎に来た男だけ





後は皆





俺達が駆けつけた時にはもう…









息はなかった









***





私のゴールデンウィークはどこにいってしまったんだろう、、、

更新全然できなかった、、、

すみませんでした、、、

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設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業 , 烏間惟臣   
作品ジャンル:アニメ
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ナナシの人 - 前作の最後といい今回の第3話といい カゲロウデイズのヒビヤみたいで少し嬉しかったです(カゲプロ好きなので) (2019年11月21日 16時) (レス) id: 710da74c2e (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ - もう何回読んでもボロボロ泣けますよね… (2016年7月25日 19時) (レス) id: 3b170e76e9 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - トモシビさん» 最後のところ何回読んでも泣けますよね…私も書きながらヤバかったです… (2016年7月25日 9時) (レス) id: cbb44fedf8 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ - 泣ける…ヤバイ、涙が… (2016年7月25日 2時) (レス) id: 3b170e76e9 (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 夢主ちゃんの過去・・・てか殺せんせーでてきたし・・・どうなるの? (2016年7月19日 17時) (レス) id: 0628018844 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウ | 作成日時:2016年4月10日 15時

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