No.6 出迎え ページ8
危ない危ない
寝過ごすところだった
約1週間分の荷物が入ったカバンを肩にかけ
私は急いで電車を降りた
仙台駅
この1週間と2日は本当に濃いものとなった
本当に…色々…
物思いにふけりながら改札を通り出たその時
「A〜〜っ！」
『ぐわｯ……』
我ながら何とも女とは思えない声が出てしまう
まあその原因は言わずもがな
『と、徹、苦し……』
約185cmの男が抱き着いてきたからだ
尚も私の訴えなど聞きもせずに
ギューッと抱きしめてくる
こ れ だ い ぶ 心 臓 に 悪 い
『徹…こんな公共の場で…』
及「アメリカでは挨拶でしょ？」
『それはそれ、これはこれ
そしてここはJAPAN、inJAPANですよ』
及「そんな堅い事言わずにさ〜」
『……』
ほんっとこっちの気も知らずに
『暑い、苦しい、暑苦しい！離れろ！』
及「ひどっ！」
やっとの事で離れてくれた徹
気候の暑さに加え
さらに熱くなっている自分の身体
『ていうかどうしてここに？』
こちらは制服姿にスポーツバックという組み合わせに対し
徹は私服
及「今日は月曜だからね！」
『あ、そっか』
及「てことで、荷物貸して」
『え』
返事を聞く間もなく私の肩から荷物を取り
徹は自分の肩に掛ける
及「じゃ、行こっか」
『あ』
そう言いスタスタ歩き始める徹
私は小走りで徹の隣に並んだ
＊＊＊
「あっ、見て見て！
あれって及川君じゃない？」
「ホントだ！私服もかっこいいね〜」
「誰か待ってるのかな」
「あ、誰かに気付いたっぽい」
及「A〜〜っ！」
「今Aって…」
「白咲さんじゃない！？」
「ってうわ！
及川君凄い勢いで白咲さんに抱き着いたよ！」
「やっぱりあの2人付き合ってるんじゃない？！」
「付き合い始めたのかな！」
「だったらいいのになぁ
ほんとすっごくお似合い」
なんて話をあちらこちらでされていた事を
徹と私が知る由もない
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未來(プロフ) - ユウさん» こちらこそよろしくお願いします(´∀｀*) (2017年2月5日 23時) (
レス) id: 92772c825e (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 未來さん» フォローありがとうございます。フォロバさせて頂きました！今後ともよろしくお願いします^^* (2017年2月5日 23時) (レス) id: f358816963 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - ユウさん» Twitterフォローしました！未來って名前でやってます。これからも作品楽しみにしてます♪♪ (2017年2月5日 18時) (レス) id: 92772c825e (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 誄さん» 明けましておめでとうございます！ありがとうございます！本当に励みになります。本年もどうぞよろしくお願いします (2017年1月5日 19時) (レス) id: f358816963 (このIDを非表示/違反報告)
誄(プロフ) - 明けましておめでとうございます！今年も作者様の事めいいっぱい応援させていただきます！今年も宜しくお願いいたします。 (2017年1月4日 8時) (レス) id: 473d6b98c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年12月23日 10時
