俺らのマネは＊3【ハイキュー】

No.24 ありがとう ページ26

花「グワッ…

白咲お前ほんとに女か！」





『ありがとう！』





松「すげー嬉しそうだな」





白咲も交え3年のみの試合を再開した



今はもう涙も止まった白咲だが

さっきはかなりビックリした



初めて見る白咲の涙



そして何より

俺らのマネにしてくれてありがとうという言葉



色々な想いが詰まっている事がよく分かった





噂の転校生から始まり

及川達に連れられマネになり



俺らからすれば心配事もあったが

そんなものは全く不要だったり…





そして白咲の言葉以上に

俺らの事を考えてくれていたのも感じられた





断言できる





俺らのマネは





世界一のマネであると





＊





松「ぼちぼち片さないと見回り来るぞ〜」





それから暫くして松川がそう声を上げた





及「…皆ちょっといいかい」





その時改まって及川が俺達に向け声をかける





花「！」





あ、これヤバイやつだ





花「オイ止めろ

せっかくイイ感じで終わろうとしてんだ



このまま平和に終わろうぜ！

それにさっきの白咲ので十分だ！」





そんな俺の必死な説得も





及「うるせえ！」





花「何っ」





珍しく口調の荒い及川に蹴散らされた









及「3年間ありがとう！」









今日初めての涙を

目にいっぱいためて



及川は声を張り上げた





花「…言わんこっちゃねえよ！」





当然

キャプテンのこの言葉に

俺達の目からも涙が零れ落ちる









ああ、本当に終わってしまうんだ





この場所で



この全員で



共に励んできた部活が









マジで最高だったぜ

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