俺らのマネは＊3【ハイキュー】

No.14 中身怪物疑惑 ページ16

大学生チームとの練習試合



暫くしてから休憩がとられた





『お疲れ様』





そう言っていつもの様にスポドリを

俺達部員に渡してくれるA





『あ、徹』





そんな中俺の名前が呼ばれた





及「ん？」





『監督が次の試合

徹は1人大学生チームに混じってやってみろって』





及「オッケー」





『うん、向こうにも伝えてくるね』





そう言い残し走って行ってしまったが





及「心配でしかない

てかこれはそのパターンのやつ」





金「どうしたんスか？」





及「俺も行ってくる！」





金「え、あ、ウス？」





＊





『ということなんですが

大丈夫でしょうか？』





「おう！分かった」





『ありがとうございます』





それだけ言うと

女子マネのAちゃんは戻って行ってしまった



話しかけようと思ってたのだが…



その先には及川もちょうどこちらに向かって来ていた



大方俺達大学生に絡まれるのではないかと

Aちゃんの事を心配したのだろう





「今のヤツらは羨ましい限りだ！」





「何がだ？」





「あんな美人なマネがいるなんて！」





「それにあの白咲Aっていったらアレですよね

全日本ユースの」





「そう、それそれ」





「俺、塾でバイトしてんだけどさ





Aちゃん

全国1位だったわ」





「何だよそれ

可愛い顔して実は中身怪物なんじゃねーか」





「俺もう騙されててもいいからついてくわ」





「俺も」





「本来なら男の俺達は

ついてきてもらう側だがな」





「…なんかむなしくなってきた」

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