No.39 ゆでダコ ページ41
雀「なんか自己紹介された」
皆は律儀な人だね、と笑っていたが
彼を知っている私と仁花ちゃんは苦笑いするしかなかった
『何気に毎日連絡とってるじゃん』
白「へぇ〜毎日とってんだ〜」
そんな時白福さんがAの会話に反応する
『え、あ、そう
……
もうちょっとだから
……
はいはい』
宮「なんか割と適当に返事してるけど…」
小さく私達が笑ったその時
『！』
Aはバッとスマホを耳から遠ざけた
「「「！？」」」
余りにも勢いがよかったので
私達は驚き目を見開く
『……』
するとみるみるうちに赤くなるAの顔
そして再びAはスマホを耳に当て
『切っていい？』
今度は適当というより
ぶっきらぼうにそう言い放つ
『これ電話ってこと忘れないでクダサイ』
大「何言われたんだろう」
宮「甘い言葉であるのに違いないね」
うんうん、と私達はAを見ていると
それにAが気付づき不思議そうな顔をする
そんなAに向け宮ノ下さんが頬を指した
『？』
首を傾げつつAも自分の頬に触れる
『！』
どうやら自分の頬の熱を感じ
今自分の顔がどうなっているかを察したらしい
『…外で電話してくる』
白「え〜、大丈夫なのに〜」
『ついでにクロにジャージ返してくるから』
それだけ言い残し足早に部屋を出て行ってしまった
＊
雀「あんな顔してるA
初めて見た」
白「Aもゆでダコ並に照れることってあるんだね〜」
谷「ゆでダコ…」
大「黒尾クンも時々かなりキザなこと言ってるの聞くけど
Aはただ笑ってるだけだしね」
「「「……黒尾クン………」」」
謎の申し訳なさを感じ私達は顔を見合わせた
宮「ま、何にしても…」
「「「Aが可愛いすぎた」」」
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ユウ(プロフ) - ありがとうございます！訂正いたしました！ (2017年8月4日 20時) (
レス) id: 926e734020 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - この小説めっちゃ面白いです！！他の小説も頑張ってください！あと万円の笑みじゃなくて満面ﾃﾞｽﾖ!!! (2017年7月2日 5時) (レス) id: 446db82ac2 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ(プロフ) - ぜひ、読ませてください。更新楽しみにしています！ (2016年10月10日 19時) (レス) id: 00f07bd6cb (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 赤髪の桜さん» そんなこと言っていただけるなんて嬉しすぎて泣きそうです｡｡｡これからもよろしくお願いします！ (2016年10月10日 12時) (レス) id: f358816963 (このIDを非表示/違反報告)
赤髪の桜 - 今まで読んできた小説の中で一番面白かったです！これからもがんばってください！(ノ´∀｀*)恋愛 (2016年10月10日 8時) (レス) id: 4b4301a4fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年10月8日 20時
