No.35 ヌルイ ページ37
『合宿はどう？楽しい？』
昼休み
スポドリを作り終えた俺とAさんは
3つの体育館と校舎とをつなぐ
長い渡り廊下を歩いていた
リ「楽しいっス！」
『リエーフ少しずつだけど
ちゃんとレシーブ上手くなってる』
リ「アザーッス！」
Aさんにそう言われ素直に喜びながら
水飲み場の前を通りかかったその時
日「わ、ホントだ！ぬるい！」
森然の部員達と日向が水をかけあい騒いでいるのが目に入った
リ「髪の毛クルックルになってますけど？」
俺はギョッとして森然の主将に声を掛ける
小「うるッせーよ！わかってるよ！」
日「リエーフ、勝負だーッ！」
リ「え、何が？」
そう聞いた時にはもう遅かった
まさにバシャっという効果音と共に体に感じる水
『んー、確かにヌルイ』
日「Aさん！？」
どうやらAさんには気付いていなかった日向
そのAさんにも俺にかけられた水が十分にかかっていた
『リエーフの陰に隠れて見えなかっただろうし仕方ないよ』
日「スミマセンンン！」
『いいよいいよ
リエーフ、それ貸して』
リ「え？」
『まだ時間あるから
リエーフも水遊びしておいで』
リ「で、でも…」
『やりたいって顔に書いてある
これくらい持って行けるから』
リ「…じゃ、じゃあお言葉に甘えて…」
俺は持っていたスポドリのカゴをAさんに渡した
『スポドリ作るの手伝ってくれてありがとね』
リ「俺いくらでもやりますんで！
何でも言ってください！」
『うん、じゃあまた後で』
リ「ハイっす！」
『絵面ヤバくなりそうだけど
勝負負けるなよー』
リ「ウス！！」
日「俺も負けねー！！」
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ユウ(プロフ) - ありがとうございます！訂正いたしました！ (2017年8月4日 20時) (
レス) id: 926e734020 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - この小説めっちゃ面白いです！！他の小説も頑張ってください！あと万円の笑みじゃなくて満面ﾃﾞｽﾖ!!! (2017年7月2日 5時) (レス) id: 446db82ac2 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ(プロフ) - ぜひ、読ませてください。更新楽しみにしています！ (2016年10月10日 19時) (レス) id: 00f07bd6cb (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 赤髪の桜さん» そんなこと言っていただけるなんて嬉しすぎて泣きそうです｡｡｡これからもよろしくお願いします！ (2016年10月10日 12時) (レス) id: f358816963 (このIDを非表示/違反報告)
赤髪の桜 - 今まで読んできた小説の中で一番面白かったです！これからもがんばってください！(ノ´∀｀*)恋愛 (2016年10月10日 8時) (レス) id: 4b4301a4fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年10月8日 20時
