No.23 俺のジャージ ページ25
黒「すげー似合ってる
もうずっと音駒のマネやってくれりゃいーのに」
俺のジャージをダボッと着るAに萌え過ぎて
気付くと俺は心の底からの本心を口にしていた
『それも楽しそうだね』
一瞬驚いたようだったがAは笑ってそう言い
再び洗っているボトルへ視線を戻す
黒「俺も手伝う」
『え？大丈夫だよ
クロちゃんと休憩して』
黒「ちゃんと休憩してる
Aと話してな」
『ならいいけど…』
Aの了承を得たところで
俺もAの隣に立ちボトルを手にする
黒「青城のバレー部楽しいか？」
『うん、楽しいよ』
黒「そうか」
『うん』
黒「そういや」
『ん？』
黒「お前部活入らないって言ってなかったっけ」
『私もそう思ってたんだけど
必死の勧誘に心折れました』
黒「…及川クン？」
『うん、あと一も』
黒「そいつも幼馴染だっけか」
『そう、一は小学校から一緒』
黒「そうか」
きっと青城でAは
ちゃんと大事にされているんだろう
黒「及川クンモテるんだろ？
他にもマネいねーの？」
少し意地の悪い質問をする俺
『それがいないのよ
私はあまり関わりたくないような理由があるみたい』
黒「あー、何となく想像付くわ」
『多分それであってる
ほんと女の子って面倒だよね』
黒「お前も一応女な？」
『ああ、そうだった』
黒「でもAは女に僻まれたりとかないだろ」
『どうなんだろ
気にしたことないや』
黒「うん、絶対されてねーよ」
『言い切るね』
いや、誰だってわかるだろ
勉強に運動もでき
このルックス
加えて性格も良い
皆納得しかしないだろう
『私やっぱり男に生まれたかったな』
黒「は！？」
それなのにそんな事をほざく奴がここにいた
『だって女子より数段パワーあるし
それだけでバレー、今よりもっと強くなれる』
黒「頭ん中バレーだな」
『どうも』
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ユウ(プロフ) - ありがとうございます！訂正いたしました！ (2017年8月4日 20時) (
レス) id: 926e734020 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - この小説めっちゃ面白いです！！他の小説も頑張ってください！あと万円の笑みじゃなくて満面ﾃﾞｽﾖ!!! (2017年7月2日 5時) (レス) id: 446db82ac2 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ(プロフ) - ぜひ、読ませてください。更新楽しみにしています！ (2016年10月10日 19時) (レス) id: 00f07bd6cb (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 赤髪の桜さん» そんなこと言っていただけるなんて嬉しすぎて泣きそうです｡｡｡これからもよろしくお願いします！ (2016年10月10日 12時) (レス) id: f358816963 (このIDを非表示/違反報告)
赤髪の桜 - 今まで読んできた小説の中で一番面白かったです！これからもがんばってください！(ノ´∀｀*)恋愛 (2016年10月10日 8時) (レス) id: 4b4301a4fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年10月8日 20時
