No.3 寄生 ページ5
黒「明日何もないんだよな？」
Aが家に来てから数日が経った
『うん、明日から何日かは』
黒「なら音駒の部活観に来ね？」
『突然だね
行っても大丈夫なの？』
黒「大丈夫、てかむしろ大歓迎」
『大歓迎て』
黒「ていうのも明日から合宿なんだわ」
『急ですね』
黒「わりー、言うの忘れてた」
『ん？ということは私もそれに参加すると』
黒「その通りです
数日暇なんだろ？」
『まあそうだけど』
黒「監督に一応確認したらおっけーだって」
『なら行こうかな』
黒「お、良かった」
『？』
黒「お前の名前出したらもう絶対連れてこいってなって
引きずってでも連れて行こうと思ってたから
手間省けたわ」
『それ元々私に拒否権ないじゃん』
黒「その通りです」
＊＊＊
『何にしても
久しぶりにクロのバレー観れるの楽しみ』
次の日
合宿が行われる音駒に到着してAはそう言った
黒「ちゃんと観とけよな、俺の事」
『うん』
黒「…」
『何』
黒「いや…別に」
俺は自分の顔が見られないように
先に進み体育館のドアを開けた
『クロ？』
言わずもがな
冗談で言ったつもりの言葉を素直に返され
自分の顔が熱を持ったのが分かったから
黒「ほら、行くぞ」
『？うん』
体育館にはもうすでに他校の奴等も到着していた
「あ、黒尾さん！あざーす」
「「「あざーす！」」」
黒「ウス、遅くなってすまん」
山「ちょ！黒尾さんの後ろの美人！誰っスか！彼女さんっスか！そうなんスか！」
やはり真っ先に食いついたのは山本で
何故か俺にズンズンと歩み寄って来る
黒「山本うっせー」
隣のAも若干顔が引きつっている
夜「で誰だこの人」
気付くと山本につられ他の奴らもやって来た
黒「えっと色々あって今俺ん家に寄生してる…ｸﾞﾌｯ」
『クロ』
横腹を殴られた
黒「…俺ん家に泊まってる幼馴染みたいなもんで…」
猫「おお、来たか！」
その時猫又監督もこちらに気付きやって来た
『初めまして、猫又監督
白咲Aです』
猫「来てくれて嬉しいよ」
『見学するだけが
こんな事になってしまいすみません』
猫「いやいや！
存分にこの音駒のチームを観て行ってくれ」
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あんこ - 北川第一が北山になってますよ (2018年6月9日 5時) (
レス) id: aed935a54c (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 刹那さん» ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。女バレの件ですが、重々承知しております。その上で勝手ながらお話の都合上そう設定いたしました。一応本文の方でも報告させていただきましたが、不快な思いをさせてしまったのであれば申し訳ございません。 (2017年8月7日 0時) (レス) id: 90a11583d9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 青葉城西が青葉西城になってましたよ。あと青城は女バレありますよ。 (2017年8月6日 23時) (レス) id: d416cfb795 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - トモシビさん» トモシビさん！ありがとうございます。やっぱりそこは夢小説ですしね(笑) (2016年8月21日 13時) (レス) id: c6df74eb7a (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - a i ra nさん» ありがとうございます！これからよろしくお願いします！ (2016年8月21日 12時) (レス) id: c6df74eb7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年8月19日 11時
