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No.37 熱の原因 ページ39

先程までいたはずのAがいない

及川に言われ辺りを見回すと体育館の入口の所にいた





岩「あ…あそこ他校の奴らに…」





そう言い向き直ると及川はもうそこにはおらず

女子しかいなかった





「及川さんならもう白咲さんのところに…」





はえーな





「やっぱ2人お似合いだよねっ」





俺がそんな及川に半分呆れていると

女子達は少し先にいる及川とAを見て

キャッキャッと騒ぎ出す





岩「お前らアレ見て嫌じゃないのか?」





仮にも及川が好きなファンだろ





「まさか!

むしろ目の保養です」





岩「…は?」





「白咲さんなら文句言う人なんていませんよ!」





岩「そ、そうか」





「及川さんの隣にいるのは白咲さんであってほしいよね」





「まだ付き合わないのかな」





そうこうしていると女子達が盛り上がり始めたので

俺もいい加減2人の所へ行く事にした





相変わらずAは

女子にもモテる





**





「なあ、番号教えてくれよ!」





『何でですか』





ああ、また知らない人に話しかけられている





「携帯ちょっと出してくれたら

すぐに俺が登録できるから!」





『え、いや、だから何で』





その時肩に誰かの腕が回され

重みがのしかかった





及「ちょっと」





『と、徹』





「げ、及川」





目の前の男の人達は徹を見るなりそう言い顔を渋らせる





及「及川さんのAに何か用?」





えっ





私は1人徹の言った言葉に驚く





「連絡先聞いてるだけだって」





及「連絡なら俺を通してやってあげるからサ」





「何でお前を通さなくちゃならないんだよ」





及「だから“俺の”Aだって言ってるでしょ」





すると先程よりも強く言い放った徹に

相手も一瞬驚く

が、また今までの笑顔に戻った





「ヘイヘイ

じゃあまた及川がいない時に聞きに来るよ

バイバイ、Aチャン」





それだけ言ってその人達は去って行った





及「名前教えたの?」





『ううん』





及「そ……



…A顔赤いよ?」





『えっ』





言われて始めて顔の熱に気付く





『き、気のせい…』





及「まさかあいつらにナンパされて!?」





『なわけ!』





及「でもほんとに赤いし熱いよ」





そう言い私の頬を触ってくる





これでは顔の熱は引くどころか上がる一方









全ての原因は目の前にいる貴方だから

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設定タグ:及川徹 , 黒尾鉄朗 , ハイキュー   
作品ジャンル:アニメ
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あんこ - 北川第一が北山になってますよ (2018年6月9日 5時) (レス) id: aed935a54c (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 刹那さん» ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。女バレの件ですが、重々承知しております。その上で勝手ながらお話の都合上そう設定いたしました。一応本文の方でも報告させていただきましたが、不快な思いをさせてしまったのであれば申し訳ございません。 (2017年8月7日 0時) (レス) id: 90a11583d9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 青葉城西が青葉西城になってましたよ。あと青城は女バレありますよ。 (2017年8月6日 23時) (レス) id: d416cfb795 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - トモシビさん» トモシビさん!ありがとうございます。やっぱりそこは夢小説ですしね(笑) (2016年8月21日 13時) (レス) id: c6df74eb7a (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - a i ra nさん» ありがとうございます!これからよろしくお願いします! (2016年8月21日 12時) (レス) id: c6df74eb7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウ | 作成日時:2016年8月19日 11時

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