No.2 俺の部屋 ページ4
黒「で、何でこうなった」
遡ること2時間前
＊＊＊
『おばさん、ご無沙汰してます』
「もしかしてAちゃん！？
見ないうちにまた美人になって！」
母さんは予想通り興奮したようにAを迎えた
『それはないです』
あるけどな
俺も口には出さず母親に同意する
それからリビングへ行き
暫くAと母さんが話しているのを聞いていると
ふと時計が目に入った
黒「A、どこに泊まるんだ」
『一応この近くのホテル』
黒「時間も遅いし暗いから送る」
「あらほんと、もうこんな時間
Aちゃんホテルは1人？」
『はい』
「ならこっちいる間ここに泊まればいいじゃない！」
黒「『え？」』
「だってこの辺のホテルってことは
ここからでもそんなに変わらないでしょ？」
黒「そうだけどホテル予約しちゃってんだろ？」
『それはキャンセルできる…
でもご迷惑じゃないですか』
「全然よ！」
『なら…』
＊＊＊
黒「泊まるのは全然いいとして
何で俺の部屋なんだ」
『おばさんにそう言われたから』
黒「空いてる部屋がないのは分かるが
そこは反論しろよ」
『何で？』
黒「仮にも俺ら異性なわけで…」
『仮？え、クロ…女かもしれな…』
黒「ちげーよ！」
何でそうなんだよ
『わかってるわかってる』
そうケタケタ笑うA
絶対ちゃんと分かってないだろ
笑ってる場合じゃないからな
黒「あーもう分かったよ
Aはこれで大丈夫なんだな？」
『うん』
黒「…ならいい」
俺は大丈夫じゃないかもだけどな
『じゃ、そういう事で』
もうどうにでもなれ
＊＊＊
それから俺達は順に風呂に入ってから布団に入った
黒「高校、今からでもバレー部入んのか？」
『それが行く高校に女子バレー部ないんだよね』
黒「は！？」
『私もびっくり
ない高校もあるんだね』
特に気にしてはいないみたいだが
黒「中学でも凄かったのに勿体無いな」
『んー、まあ“チーム”ができないのが残念くらいで
そんなには…
男子は“強豪”らしいけど』
黒「ないの知っててその高校に？」
『まさか、知らなかった
ただ部活に入るの迷ってたから
考える手間省けてちょうど良かったかな』
黒「軽いな」
『そんなもんだよ』
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あんこ - 北川第一が北山になってますよ (2018年6月9日 5時) (
レス) id: aed935a54c (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 刹那さん» ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。女バレの件ですが、重々承知しております。その上で勝手ながらお話の都合上そう設定いたしました。一応本文の方でも報告させていただきましたが、不快な思いをさせてしまったのであれば申し訳ございません。 (2017年8月7日 0時) (レス) id: 90a11583d9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 青葉城西が青葉西城になってましたよ。あと青城は女バレありますよ。 (2017年8月6日 23時) (レス) id: d416cfb795 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - トモシビさん» トモシビさん！ありがとうございます。やっぱりそこは夢小説ですしね(笑) (2016年8月21日 13時) (レス) id: c6df74eb7a (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - a i ra nさん» ありがとうございます！これからよろしくお願いします！ (2016年8月21日 12時) (レス) id: c6df74eb7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年8月19日 11時
