No.24 ケガ ページ26
『ちょっと徹こっち来て』
休憩に入ってAに呼ばれた
及「ん、何？」
言われた通り行くと次の指示が出る
『そこのベンチ座って』
及「はい」
『何か言う事は？』
及「はい？」
『…』
及「どうし…」
『隠してもムダ』
じっと俺の目を見てくる
及「何も」
『ほら』
及「…バレたか」
『私を出し抜けるとでも？』
及「う…」
するとAはスッとしゃがみ込み
『触るよ？』
及「う、うん」
それから俺の足首に優しく手を当てた
『痛い？』
及「大丈夫」
『…まあ大事ではないか』
そう呟くと監督と溝口君を呼ぶ
『コーチ
この人捻挫です』
溝「は！？」
『そこまで酷くないですが』
溝「そ、そうか」
『でも病院には行った方がいいかと』
及「えっ」
入「そうだな」
及「俺は大丈…」
『徹』
入「ハハハ
大人しく病院で診てもらいなさい
白咲にもついて行かせるから」
及「…はい」
＊
岩「はあ！？及川バカじゃねーの！？
シバくぞ」
及川さんとAさんの光景を前に
ポカンとしていた俺達にAさんが気付き
事情を説明してくれた
俺達の考えているような事は皆無だった
むしろそっちの方がマシだったんじゃないかと
及川さんが怪我なんて…
及「って岩ちゃんもうシバいてるから！」
の割に当の本人は元気なので
まあ大丈夫なのだろう
『一、一応これ怪我人ね』
岩「ああ、そうだったな」
及「これって！？」
『隠そうとなんてするからです
それでもし酷くでもなったら
取り返しがつかないんだから』
溝「白咲の言う通りだ
他の奴らも少しでも異変を感じたらちゃんと言えよ！」
隣でAさんがうんうんと頷く
入「まあ言わなくてもすぐにバレるからな、白咲に」
『その時は覚悟してね』
「「「ウス」」」
マネージャーの笑顔に
俺達は絶対すぐ言おうと心に誓った
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あんこ - 北川第一が北山になってますよ (2018年6月9日 5時) (
レス) id: aed935a54c (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 刹那さん» ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。女バレの件ですが、重々承知しております。その上で勝手ながらお話の都合上そう設定いたしました。一応本文の方でも報告させていただきましたが、不快な思いをさせてしまったのであれば申し訳ございません。 (2017年8月7日 0時) (レス) id: 90a11583d9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 青葉城西が青葉西城になってましたよ。あと青城は女バレありますよ。 (2017年8月6日 23時) (レス) id: d416cfb795 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - トモシビさん» トモシビさん！ありがとうございます。やっぱりそこは夢小説ですしね(笑) (2016年8月21日 13時) (レス) id: c6df74eb7a (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - a i ra nさん» ありがとうございます！これからよろしくお願いします！ (2016年8月21日 12時) (レス) id: c6df74eb7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年8月19日 11時
