No.10 及川並 ページ12
岩「相変わらずの及川並だな」
昼休み
大勢に取り巻かれていたAを
なんとか引っ張り出すことに成功し食堂に来た
『助かりました』
しかし中学の時も
この容姿、さらにはバレーでの活躍により
及川と同様に騒がれていたAにとって
それは特に珍しいことではなかった
岩「で、何でAが
『なんかそれひどくない？』
岩「だってお前
高校の勧誘凄かったんじゃねーのか？」
『うーん…それなりにきてたかも』
岩「“かなり”だろうな
今からでもAの事ほしいだろ」
『まあでも今どうこう言ったところでだよ』
岩「そうだが…
ここに女子バレー部はないぞ？」
『うん
それはね入学手続き終えてから知った』
岩「…ほんとに相変わらずだな」
久しぶりのAもサバサバというか
どこか抜けているという性格は健在らしい
及「てかちょっと！
及川さんのこと忘れてないよね！
2人で話しちゃってるけどちゃんといるからね！？」
そこでやっと向かいに座る及川が声を上げる
岩「あー、忘れてたわ」
俺はいつもの様に及川をあしらう
『ごめんごめん徹
忘れてないから』
対してAはこれも以前と変わらず優しくそう言った
及「やっぱりAは優しいな〜
でもこの4人が向かい合うようになってる席で忘れる事なんて…」
岩「グズ川うるせ」
及「ひどいよ岩ちゃん！」
その時小さく笑い声が聞こえ
見るとAが笑顔を浮かべ俺達を見ていた
『中学に戻ったみたい
なんだかんだ
この学校になって良かった』
嬉しそうにAは言う
及「俺もまた3人でいれるの嬉しいよ」
岩「ああ」
俺達も頷き笑顔を浮かべた
及「あっ！
でも俺だけクラス違うじゃん！
岩ちゃんずるいっ！」
突然思い出したように叫ぶ及川
岩「俺に言われても知るか」
グズ川再発動に
またAは笑い
俺はうんざりするのであった
＊
『にしてもここの食堂すごく賑やかだね』
及「いつもだけど
今日はまた一段とだよ」
岩「不思議そうにしてるが
これ原因お前らだから」
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あんこ - 北川第一が北山になってますよ (2018年6月9日 5時) (
レス) id: aed935a54c (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 刹那さん» ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。女バレの件ですが、重々承知しております。その上で勝手ながらお話の都合上そう設定いたしました。一応本文の方でも報告させていただきましたが、不快な思いをさせてしまったのであれば申し訳ございません。 (2017年8月7日 0時) (レス) id: 90a11583d9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 青葉城西が青葉西城になってましたよ。あと青城は女バレありますよ。 (2017年8月6日 23時) (レス) id: d416cfb795 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - トモシビさん» トモシビさん！ありがとうございます。やっぱりそこは夢小説ですしね(笑) (2016年8月21日 13時) (レス) id: c6df74eb7a (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - a i ra nさん» ありがとうございます！これからよろしくお願いします！ (2016年8月21日 12時) (レス) id: c6df74eb7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年8月19日 11時
