【忍たま】双子が幼児化した件について (ページ7)

今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:1,953 hit

・ページ7

・

利吉さんがこんな夜中に来るなんて珍しい。

というか、その前にA達どこ行ったんだよ!!

叶翔「広ーい!!!」

『うっさい、』

叶翔「黙れ💢」

『あ"?』

利吉さんの足元で喧嘩をしてる子供が二人。

え、何で子供連れて来てんの?

叶翔「僕、綾垣叶翔!!!こっちがA!!僕たち双子なんだぁ」

綾部「おやまぁ、性別も名前も一緒じゃないですか」

こんな偶然あるのか、?

『...、ねぇ、お家は?』

叶翔の後ろから顔を少し出したAが言う。

めっちゃ、警戒心強いじゃないか。

叶翔「そうじゃん、!!お兄さんお家に帰して?」

こっちは、誰にでも着いていくタイプだな。

素直に着いていった結果がこれか。

立花「ふむ、君たち、少しここでゆっくりしてからお家に帰らないか?」

叶翔「え、でも...」

立花「君たちのお家の人に言われたんだ、少し見ててくれませんか?ってね」

叶翔「分かった、!!」

『ぇぇ...』

明らかに嫌な顔をするA。

そりゃあ、そうか。

行きなり、泊まるだなんてな。

綾部「何か、嫌な事でもあるの?」

『...、』

綾部「黙ったままじゃ分からないよ」

ずっと、俯いてるA。

フードを深く株って顔が見えないようにしている。

綾部「黙ったままじゃ分からないよ」

『知らない人は、...やぁ...だ』

叶翔「でも、優しそうな人だよ、?」

双子でこんな性格違うものか?

そして、Aはあり得ないほど震えてる...

人見知りか、?

『そうやって、また...裏切られるじゃん。』

叶翔「ﾂﾂ...」

綾部「君たちに何があったか分かんないけど、僕たちはそんな事しない。
　約束するよ」

『...、好きにすれば』

この言葉で全てを悟った。

あぁ、この子はAだ、と。

この上か目線...、Aしかあり得ない。