音柱が唯一恋した少女との話【鬼滅の刃】

17話 ページ18

………


『…………………え』


俺のひょんな思いつきで、

外に連れ出されたA


目が点である


『え……え？どういうことでしょう』

天「少しつかいを頼まれてな。ついてきてもらったんだ」

『…はぁ？』


つかい、と言いつつ

用はないのだが…


そう思ってはいるものの、口には出さず


『何を買うのですか？』

天「さぁな、どこかしらにあるだろう」

『あの…まさかと思いますけど、用なんて…』

天「さぁ、行こう！！！」


・

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・

・

・

今日一日、分かったことがある


彼女はかなりの甘党、ということ

そして、ちょっとした可愛らしい雑貨などに興味を惹かれていたということ



天「そういや、お前は何も身につけないのだな」

『戦闘の邪魔になります』

天「いや…付けてる者もいるが」

『…邪魔になります』


とある甘味処で、

茶と団子を食べていた時の会話


天「……」

『……』


無言で、彼女は団子を食べる


ふと、耳に聴こえた彼女の音ー・・・・


天「楽しい、のか」

『……久々に、こうして街を堪能しましたから』

天「そうか」


その一言を聞けて、

俺は少し嬉しくなった


天「……そうかそうか」

『…？』


多分、にやけている……

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