音柱が唯一恋した少女との話【鬼滅の刃】

10話（少し休憩） ページ12

善「えっ………」

天「派手に驚いてんな」

善「そりゃ…親が鬼化って、辛すぎるでしょ」

天「……そうだな」


善逸が割り込む

話を途中で遮るなー…


善「しかも、自分の手で殺めるとか…」

天「俺は、優しいからその時はスルーしちゃったな」

善「……」

天「もう少し、話聞いてあげれば良かったかもしんねぇ」

善「…」

天「あいつが…話してくれる日まで、待ったんだよ。頼ってくれる日を」

善「ふーん、意外だね。ずかずか話聞き出しそうじゃん？あんた」

天「それとこれとは…別だぜ」

善「……本気な人には、そうなんだね。あんた」

天「……は」


何を言ってるかは分からない

本気……か


彼女に対しての気持ち

あの時は…きっと………



善「ねぇ、話さ。一旦終わりでいい？時間やばい」

天「あー……ホントだな、また明日にすっか？」

善「うん、気になるから。明日また来るね」



………懐かしい話をした


ずっと話したくなかったこと

でも、こうして話せる機会をくれた善逸…



天「…吹っ切れねぇとな」

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