【募集企画】アンリミテッド・シグナルズ！ (ページ2)

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舞台背景① ページ2

・世界観
第X次世界大戦が起こり、世界の多くが灰塵に帰した世界。文明の8割が崩壊し崩壊前に比べマトモに機能している政府は数える程度という状況ではあるが、早くも人々は秩序のない世界に順応しつつあった。これは、そんな終末後の世界に秩序を再興しようとする人々と、秩序を唾棄し混沌を蔓延らせようとする人々、そして気ままに終わりの続きを謳歌する人々の物語。

・地理
幾つか存在する人類の拠点以外は灰が積もっているか、数十年間人類の手が加わらないまま緑化が進んでいる。どちらにせよ、自然に支配されロクな地盤も整っていない状況と言うわけだ。灰が積もった地域は「燼(もえさ)しの砂漠(別名：スピル・タセット)」と称され、防塵装備無しの横断は非推奨。灰に含まれる毒性が体に溜まるためである。ローブ、またはマント状の装備で体と口を覆うのが鉄則。
現在名の知れている拠点として、地中海付近、五大湖付近、オーストラリア大陸の海岸沿い、東シナ海西部、アラビア半島、バイカル湖南部の6つが挙げられる。他にも戦火を免れた小さな街や集落があるようだが、その全ては把握できていない。

今回の舞台になるのは地中海付近の国家「フィーアトルク」。次ページで詳しく説明。

・世界情勢
約100年前に大戦争が起こったものの、現在は停戦状態で貿易も行われ始めている。全体的な生活基盤は整ってきており、戦前に会った娯楽もちらほら。国によっては先進技術の開発に着手されているようだ。

・技術
元々それなりに技術が発展していたため、0からのスタートというわけではない。最後に起こった大きな戦争から100年ほど経った現在でも各国の首都は21世紀初頭と変わらぬ街並みを見せている。しかし各国の都市部はかなり繁栄しており、とりわけ首都の上流階級は現代に近い快適な生活をしている。端的に言うと格差が酷い。国内の主な移動手段はローカル列車、または徒歩。都市と都市を繋ぐような大きな鉄道は現在開発中。その他生活基盤が整っている地域には車を持つ者もいる。国外では船の移動が主流で、飛行機などが使えるのは上層部でも特に権力を持つ者のみ。