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youside
さ「そういやさ！シルフィードって何食べるん？」
『唐突ですね』
ルールを話された後私はこの船を坂田さんに案内してもらっているところだ
『基本何も食べないですね』
さ「えっ！？お腹空かへん？」
『妖精族に空腹の概念が無いので大丈夫です』
坂田さんはへぇ、と頷き案内を続けてくれる
それにしても広い
瞬間移動の魔法で移動がメインになりそうだな
歩くなんて面倒臭いし←
さ「大体こんな感じやな！また分からんくなったら言ってな！教えたる！！」
『ありがとうございます』
元気で優しい人だ
吸血時以外は
さ「あと、分かっとるかもしれんけど魔界やで昼夜の概念はないからな」
『はい、あの甲板に出てもいいですか？』
さ「ええで！こっからやと飛んだ方が早いなAちゃん俺の手握っとってな」
『ありがとうございます』
視界が歪み風景が変わる
さ「結界が張ってあるで出ることは出来んよ」
『知ってますよ』
坂田さんの忠告に返事を返し
空気を吸い込む
…魔界だからか淀んでいる気がする
綺麗な空気が吸いたいな
普段他人の前で歌う事は無いけど、変って訳じゃ無いしいいかな
『♪〜♪〜』
幼い頃からずっと聴いてきた歌を口ずさむ
澱んでいた空気が段々と浄化されていくのが分かる
さ「…綺麗な声やなぁ」
『母がよく歌ってくれていた歌です』
さ「へぇ、空気を浄化する歌か、妖精って凄いんやな！」
『空気の浄化はシルフだけですよ』
さ「そうなんか！」
結構浄化できたかな？
さ「空気が澄んどるな」
そう言って坂田さんは大きく息を吸い込んだ
さ「なぁ、さっきの歌」
『はい？』
さ「もっと聴きたい、歌ってくれん？」
首をコテンと傾げる仕草が凄く可愛くて言う事を聞いてあげたくなる
『しょうがないですね…ｽｩ』
一息吸い歌い始める
『♪〜♪〜♪〜』
坂田さんは隣に座り聴いてくれている
歌い始めて少したった頃隣で船を漕ぎ始めたので坂田さんの隣に座り声をかける
『坂田さん？』
さ「ん…ごめん膝貸して」
『どうぞ』
坂田さんを膝枕しまた、歌う
眠ってしまった坂田さんの頭を撫でながら歌っていると私にも眠気が襲ってきた
私は睡魔に逆らうことなくそのまま夢の中へ落ちていった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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Noah - 初コメ失礼します。こんな面白い作品を、作れるなんてすごいですね！憧れます。更新頑張って下さい！！！！！ (2019年5月22日 16時) (
レス) id: 6fd567de58 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - 初コメントです！英語の部分など、すっごくかっこよかったです！このあとどうなるのか楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年5月16日 0時) (レス) id: e98ed2f6ee (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - 初コメント失礼します (2019年3月28日 23時) (レス) id: 93d0b61162 (このIDを非表示/違反報告)
ライアー(プロフ) - コメント失礼します！魔法の呪文唱えるところ(英語部分)がすごくかっこいいです！！更新頑張ってください！！！ (2019年3月10日 11時) (レス) id: 526e19e4b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アザミウマ | 作成日時：2018年10月14日 23時
