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Youside
突然さかたんがそう言い放った
この人は私がここからいなくなる訳が無いと言っているのか？
それは有り得ない
何故なら私がここに居るのは女王様からの罰だからだ
『というか、勝手に心を読まないで』
せ「2人とも何話しとるん？」
1人だけ状況を理解していないセンラさんが私とさかたんを交互に見る
さ「なんで？Aは僕らと居るの嫌なん」
『そうじゃないけど、私は女王様のお許しが出たらここから出ていく』
さ「嫌や！ここに居ってよずっと僕らの物で居ってよ…」
そんな声を出さないで欲しい
私はその声に弱いらしく、どうしても願いを叶えてあげたくなる
せ「坂田？何言っとん、この子は妖精族やで」
さ「知っとるわ！けど嫌やもん、なんでずっと僕らの物やないの？」
センラさんはさかたんの言動で状況を理解したらしく
子供を諌める様に言う
…”僕らの物“か
それは有り得ないのにな
せ「坂田、Aちゃんは坂田の物ちゃうよ」
さ「そうやけど…！」
せ「無理なもんは無理なんよ」
突き放すように言い放つ
その声は普段のセンラさんの声より冷たく鋭く感じた
言われたさかたんは暗く濁った瞳で顔を俯かせている
『…』
何か声をかけたいが声が出ない
何も言える筈が無かった
せ「坂田？」
さ「…僕は嫌や…僕は…"俺"、は…」
せ「あ、ちょっ！坂田！！」
何かを呟いてからどこかへ行ってしまった
せ「…」
『センラさん』
せ「ごめんなぁ、坂田は何でも欲しいものは手に入れたがる性分やねん」
『いえ…』
結局、2人でそれぞれ本を読んだ
センラさんに質問しながら読んでいき大体読み終わった
『さかたんって凄いんですね』
せ「そうやね、坂田が居らんかったら僕やまーしぃは瞬間移動も出来んしね」
『志麻さんに関しては魔法銃もそうですよね』
せ「うん、元軍人やっただけあって武器を使うのは得意やったから」
どういう事かと言うと
さかたんの作った魔法アイテムを付けているからセンラさんと志麻さんは魔法が使えるらしい
魔族が本来持つ魔力を魔法に変換できる物らしい
そんな物作れるなんて流石賢者だ
因みにうらたさんの場合元が天使族だから魔法が使えるらしい
ややこしいな
まぁ、大体知れたから良いかな
『ありがとうございました』
せ「また分からん所あったら言ってな」
『はい、お願いします』
そう言ってセンラさんの部屋から出た
さっきのさかたん気になるな…
様子を見に行こ
……To be continued
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Noah - 初コメ失礼します。こんな面白い作品を、作れるなんてすごいですね！憧れます。更新頑張って下さい！！！！！ (2019年5月22日 16時) (
レス) id: 6fd567de58 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - 初コメントです！英語の部分など、すっごくかっこよかったです！このあとどうなるのか楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年5月16日 0時) (レス) id: e98ed2f6ee (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - 初コメント失礼します (2019年3月28日 23時) (レス) id: 93d0b61162 (このIDを非表示/違反報告)
ライアー(プロフ) - コメント失礼します！魔法の呪文唱えるところ(英語部分)がすごくかっこいいです！！更新頑張ってください！！！ (2019年3月10日 11時) (レス) id: 526e19e4b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アザミウマ | 作成日時：2018年10月14日 23時
