気まぐれだったんです(泣)[浦島坂田船]

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youside


『部屋に戻ったはいいけどやること無いな』

本読もうかな？
さっき書庫の場所教えて貰ったし

ここで歌でも歌うのも有りだな
ここでだけなら坂田さんに勝てるぐらい澄みきった空間にするか
それはそれで面倒だな←

よし、本読むか

『teleportation』



『中々に広い…』

書庫っていうか図書館だな
魔法書とかあったらそれ読も、魔界について調べるのもありか

どういう種類の本を読むか迷っていると
突然声をかけられた

せ「あれ？Aちゃんやん」

センラさん書庫に来てたのか
丁度いいやおすすめの本紹介してもらお

『暇だったので…、センラさんおすすめの本ってありますか？』
せ「んー、そうやな…」

予想外に真剣に考えてくれてる
暫く悩み、思い付いたのか本を取りに行った

戻った時4冊位本を持ってきてくれた

せ「魔法使えるんやから魔法書とかが無難やと思ったんよ
これなら色々な種類あるらしいでオススメやって坂田が言っとった」
『へぇ、面白そうですね！』

賢者オススメか
分厚いけどいい魔法使えるようになりそう

せ「こっちはラブストーリーやな、人間が題材の物語で僕も読んだけどよう分からんかったわ」
『物語ですか…、それもいいですね』

まぁ、恋愛に興味は無いけどね←
ましてや、人間の恋物語とか理解できないだろうな

せ「これは魔界や魔族についての本です、よう分かっとらんようやし」
『ありがたいです、噂でちょっと聞いたことある程度の知識しかないので』

これは素直に有難い
知っておいた方が何かと便利だろうし

せ「最後にこれが僕のオススメです！」

そう差し出されたのは
《人間の美味しい調理の仕方》←

…いや、見たくないわ←
第一人を食う習慣は無い、これを見ても無意味だろう

しかし、この本を手にキラキラした笑顔のセンラさんを見ると
断ることができず
結局4冊全て借りる事にした

『ありがとうございます、部屋でゆっくり見ますね』
せ「はーい、また本紹介したるで何時でも僕んとこに来てくださいね」
『その時はまた、お願いします』
『teleportation』



部屋に戻り椅子に腰掛ける

『《魔界と魔族》…これから読も』

これも分厚いな読み終わるのどれくらいかかるかな？
まぁ、ゆっくり読んでくか






……To be continued

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