出逢い ページ2
PiPiPi……PiPiPi……PiPiPi……PiPiPi……
機械的な音に気怠さと一緒に朝を感じる。
私は瞼の重さに負けそうになりながらも、二度寝は最大の敵と自身に言い聞かせ、カーテンを開けた。
太陽の光を窓から浴び、体を伸ばす。はぁ、気持ちいい……今日も頑張ろう。
下の階から、私を呼ぶ声が聞こえた。
「A−、朝ごはん食べなさい!」
「今行く!」
母親の呼びかけに答えると、制服に着替え、カバンを持って下に降りる。
朝は和食の我が家では、卵焼きと味噌汁が欠かせない。特に母親の味噌汁には、願いが込められている気がする。飲むと頭が冴えてくるのだ。
朝ごはんをしっかり食べ、身支度を整え、忘れ物がないか入念に確認した後、家族に、いってきます、とだけ言って玄関で友人を待つ。
5分くらい経った頃だろうか。聞きなれた呼び声が遠くから聞こえてきた。
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奏斗(プロフ) - ハクトさん» コメントありがとうございます!頑張ります!これからもご愛読のほど宜しくお願いします! (2020年1月9日 22時) (レス) id: 71101c4384 (このIDを非表示/違反報告)
ハクト(プロフ) - コメント失礼します!とても面白いです!更新頑張って下さい、応援しています! (2020年1月9日 21時) (レス) id: 9248964edc (このIDを非表示/違反報告)
奏斗(プロフ) - 名無し16825号さん» ありがとうございます!!そう言って頂けてとても嬉しいです!これからもご愛読のほど宜しくお願いします! (2020年1月9日 18時) (レス) id: 71101c4384 (このIDを非表示/違反報告)
名無し16825号(プロフ) - コメント失礼します!好みにヒットしました!これから頑張ってください! (2020年1月9日 17時) (レス) id: 8fbf982787 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奏斗 | 作成日時:2019年12月31日 23時