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藤川『痛いよー、痛いよー！誰か助けてぇ！』
これでも一応ちゃんとした医者、藤川一男は演技をしていた。
それを目の前で見る私、緋山美帆子は顔をしかめた。
私の隣にいる冴島なんて呆れている。
今日は、子供たちにドクターヘリを体験してもらうために子供たちを翔北に招いている。
子供『変な泣き方ー！本当に痛かったらそんなふうに泣けないよー！』
子供たちからの鋭い指摘とか(笑)。
『ね、これ外でやる意味あんの？フェローどこ行ってんの？フェローにやらせりゃいいじゃん。つか、白石は？』
冴島『フェローたちは災害医療の講習会。白石先生はその講師。』
はぁ。
てか、もうこの布外してい〜よね？
パサッ
私が持っていた青の布を外すと見えたもの。
それは、私達が幾度となく乗ってきたドクターヘリだ。
続く (更新停止中)
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作者名：菜乃ちゃん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/0jm0223
作成日時：2018年9月1日 8時
