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それでもやっぱり悲しい顔をする真ちゃん。









真「A。嘘ついてない?本当に信じていいん?」









「...っ、うん信じて?」








あぁ、また詰まっちゃった...









真「じゃあさ、俺にキスしてや。俺のこと好きやって分かるようにキスしてや。Aが兄ちゃんやなくて俺が好きって事証明してや。」









今までにないくらい怖い目をして








真ちゃんはそう言った。









「真ちゃん___」









真「できひんの?俺はAの彼氏やで?なぁ?なんでや。俺の何処が嫌なん?」









「真ちゃん!」









真「兄ちゃんはもう笑顔になんてなれんねん!誰かを好きになったりもできひんねん!Aが好きでも兄ちゃんはAには振り向かんよ?」









「真...っ」









真ちゃんはたまに怖くなる。









その原因は全て私が作ってるのに









私は涙を止める事が出来なかった。









真ちゃんの事が大好きなのに、









大切なはずなのに...。









私の心の奥底は別の人を求めてる。









なんでこんな恋しちゃったんだろう...









お兄ちゃんに恋したなんて普通じゃないよね...









今は違えども

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作者名:オレンジガ-ル | 作成日時:2018年8月25日 9時

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