【APヘタリア】夕暮れの街角で【米】

episode.9 眠り ページ9

……まだドキドキしてる。





もうアメリカに来てよかったと思えてる。





単純だな。








A「……さて、植木鉢探しますか……。」





鍵がなければ家に入れない。



家の前の小さなお庭は、奥の家まで舗装された道がある。

玄関の横に観葉植物のような植木鉢があり、その裏に鍵が刺さっていた。




ガチャリ……ｷｨｨｲｲｲｲ…………


木製のドアは音を立てながら開く。

A「うわぁぁぁ……」


ドアを開いたら、廊下がある、そこは普通だ。


しかし





その廊下が広い。



A「で、デザイナーって…こんな儲けるの…？」



家の大きさに驚きながら、リビングらしき部屋に行く。



大きな机がどん、と前にある。

その上に紙が1枚。




「halo！ようこそいらっしゃい。

電話した通り、お仕事で今日は遅くなるから、

冷蔵庫にある食材好きに使って食べておいてね☆

あなたの部屋は二階の部屋だから！

from 高子 」






二階……か。

ﾀﾝﾀﾝﾀﾝﾀﾝ……


階段を上がるとすぐに扉があり、開けるとどーーんっと部屋がある。


ベットと机

スッキリとした部屋だ。



ショルダーバックを机に置き、雪崩のようにベットに飛び込む。






A「……はぁぁぁ……」




疲れた。


いろいろありすぎた。



まだ夕方だけど、もう寝てしまいそう…………




家探しに、助けられたとおもったら悪い人で……

そしたらHEROが現れて…………。




A「……頬……」


ｶｧｧｧｧｧｧｧｯと顔が熱くなる




バタバタと子供のようにベットで足をばたつかせる。





A「アルフレッド、さん…か。……」







ドキドキしながら、深い眠りに着いた。

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