【APヘタリア】夕暮れの街角で【米】

episode.20 再会 ページ22

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高子「……さ、て、と。。もうお仕事の話はおしまい！！

せっかく一流のイタリアンレストランに来たんだから、コース頼みましょうよ^^ね？」




A「は、はい！」




そう高子さんが場の雰囲気を切り替えると、ウェイターを読んでメニューに指さす。



……うん、絵になる。



高子さんは、ロングヘアの黒髪を束ねあげ、バリバリの仕事人、という雰囲気。



結構な美人で周りのお客さんもチラチラと高子さんを見ているほどだ。




しばらくすると、料理が運ばれてきた。




ウェイター「……アンティパストでございます。」




アンティパスト……初めて聞いた。料理を見ると、前菜のようだった。


とても色とりどりで鮮やかだった。




A「い、いただきます！」



お肉もとろけて、

チーズは濃厚のようでサッパリと、

お野菜もシャキシャキと音を立ててとてもリズミカルだ。




高子「美味しそうに食べるのね^^＊ 見ていて楽しいわ」



そう会話をしながら、食べているとお店にスーツ姿の団体客がやって来たのか、賑やかになってきた。



米「さっき、電話しt……」

ウェイター「ええ、存じ上げております。ようこそいらっしゃいました。アルフレッド様」





……アルフレッド……？




そう、今日に聞いたあの名前。




私は思わず、その声のする方へ目を向けた。



A「……やっぱり…あ、アルフレッドさん……。」


自然に体は立ち上がっていた。


また会えるなんて。



また目の前に現れるなんて。



高子「Aちゃん……？どうしたの？」




ドクン


ドクン



また胸が大きく鳴る





ウェイター「8名様ですね、こちらへ……」

ｶﾂｶﾂｶﾂ……


日「素敵なお店ですねぇ…」

加「ホントですねぇ……」



こ、こ、こっちに来る……！



あっ……

目が

合った



米「……あっ……！？……ああああ！？！？」


A「…アルフレッドさん…。」





こんなこと……



ある……！？


……どんな確率なんだろう……。








神様、ありがとう。



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