episode.12 背中 ページ13
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言おう……
私が来た理由。
この国じゃないとダメな理由。
A「……私は…私は、高子さんのようになるため、ここに来ました。」
高子「ングホッッ」
口に入れたワインでむせる高子さん
……ドジっ子……?←
高子「…私?…それはつまり、デザイナーになりに来た、ということ?私の"ツテ"を使おうってこと?」
目の前にいる高子さん、いや、私の目指す先の人。
その人の目を見て、伝えた。
A「ええ、その通りです。私はあなたを頼ろうとしています。
……でも、その"ツテ"を持ってるのも私の強みだって思ってます。世界に入れば、それからは実力。ツテがあろうが、無かろうが。
あとは、私の実力で戦うしかないですから。」
A「…なので、私にデザイナーとしての扉の前に、立たせて下さいませんか。」
高子「…フフ……フハハハハッ!!!!」
高らかな笑い声
馬鹿だと、言われる……ッ
高子「最高だね!Aちゃん!!!!」
A「えっ……?」
高子「褒めてるんだよ?ツテもAちゃんの力ねぇ………。まぁ、ツテがあるかどうかも、この世の運だから運に負けるか勝ったかの差ね。」
ニコッと微笑む高子さん
クイッと残りのワインを飲み干し、
高子「いいわ、貴方を私達の世界の前に立たせてあげる」
そう凛々しい顔で言った高子さんは凄くかっこよくて、ドラマのワンシーンのようだった。
私はこの人の背中を追いたい。
追いつきたい。
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Tla(プロフ) - アクレイギア……聞いただけで泣きべそをかいてしまう…めりかの夢良い!! (2022年2月7日 7時) (レス) @page29 id: f101e641c1 (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - とても面白かったです!更新楽しみにしています! (2018年10月26日 18時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - こんにちは!コメ失礼いたします。最近ヘタリアにハマったのですが味覚音痴領です(色々と自分のことでスミマセン)とっても面白いです!キュンキュンする///更新お待ちしております^^ (2018年4月6日 16時) (レス) id: cfa6b41778 (このIDを非表示/違反報告)
もちごめ(プロフ) - ルルーシュさん» ありがとうございます;;おいでませ米領!!w (2016年3月14日 22時) (レス) id: cac742e476 (このIDを非表示/違反報告)
ルルーシュ(プロフ) - これはヤバいですねwキュンキュンします(*´ω`*)この作品で米領に落ちそうです!頑張って下さい! (2016年3月13日 8時) (レス) id: c456c59f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちごめ | 作成日時:2015年11月23日 22時