【APヘタリア】夕暮れの街角で【米】

episode.11 理由 ページ12

高子さんの赤い車に乗り込み、１０分ほどのいかにもおしゃれなレストランへ








…うわぁ……キラキラしてる…






A「た、高そうですね…」




高子「あのねえ、これでもアメリカでデザイナーとして食べていってるのよ？」



あ、ドヤ顔…





でも単身アメリカに渡ってデザイナーとして成功してるんだもん…



すごい……






パンツスーツの美人なウェイターさんに案内していただき、席に座る。







高子「…さてと…。Aちゃん。本心を聞かせてもらえるかしら？」





A「…なん、なんのこと…でしょう」





高子「妹から全部聞いてるわ。あなたがアメリカに行って語学留学するんだ、の一点張り。」






…そう、高子さんの妹、私の母親にも``語学留学``としか伝えていない。







高子「…私も単独でアメリカに来たし、Aちゃんだって生半可な気持ちじゃないのも分かる。責める気もないわ。」







高子「でもね、気持ちを知りたいの。」







高子「貴方は、この自由の国アメリカに何をしに来たの？」

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