うそつきはだれだ1-4 ページ4
「真昼。A。」
後ろから声がした。
驚いて後ろを振り返るとそこには、
桜哉「わっ？」
桜哉がいた。
真昼「あ…“桜哉”…」
真昼の呟きに桜哉は不思議そうな顔をする。
A「馬鹿桜哉！！」
私が大きな声で叫ぶ。
桜哉「どーしたんだよ真昼・A？こんなところで…。てかAひどいんだけど！？」
真昼「お前こそ…なんで学校来ないんだよ！俺達心配で…」
真昼の心配の言葉に桜哉は、
桜哉「ほらっ この辺吸血鬼出るって言ったじゃんっ。オレ実はこの前襲われてさ…！！ギリっギリ助かったけど！怖くて家出れなくてー。」
と言う。
真昼/A「はあ？」
私達は気の抜けた声を出してしまった。
桜哉「…さてっ。今の話はどこまでが嘘でしょーかっ。いてっ。」
真昼からの攻撃を食らった桜哉。
真昼「言うと思った！ほらコレ！弁当！」
A「あはは！！桜哉ドンマイ！！！」
笑いながら桜哉を励ます？私。
真昼「いつも変な嘘ばっか言って…」
「キャアアッ」
悲鳴が私達の耳に届いた。
A「！？…えっ。今…悲鳴…？」
桜哉の顔がいつもと違う。
何か暗いと言うか…
怖い。
桜哉「…真昼。A。こっち。」
ぐいと手を引かれる。
そして狭い路地に入っていく。
真昼「えっ！？何…！？」
A「桜哉っ…！？」
私達の言葉に耳を傾けることなくどんどん進んでいく。
真昼「ちょ…っ。どこ行くんだよっ…。」
A「いたっ…。桜…桜哉っ。何…っ。」
すると桜哉は、
桜哉「大丈夫だよオレは…お前達の友達だから。オレはお前達を裏切らないよ。」
するとどこかにたどり着いた私達。
真昼「サク…ヤ…？なんでこんなとこ…」
桜哉の様子がおかしい。
いやおかしいんじゃなくて…
別人みたいなんだ…
桜哉「真昼達はオレを信用してくれる？信用してくれるなら嘘なんかつかないよな？」
真昼は様子の変な桜哉に、
真昼「な…んか。お前…変だよ。何かあった…？」
桜哉「さあ真昼達。オレとお前達の関係はどこまでが“嘘”でしょーか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 161人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
【SARVAMP】7人の真祖には“母”がいた！？
【 SERVAMP】城田真昼の双子の妹は有栖院御国の彼女でした！？ 【サーヴァンプ】うちの椿さんが小さな女の子を連れて来たんだが、どうすればいい...もっと見る
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
USAMARO0115(プロフ) - 梅雨さん» ありがとうございます！続編でも頑張って書いていきたいと思います。 (2016年7月31日 10時) (
レス) id: 95b4819933 (このIDを非表示/違反報告)
梅雨 - 続編おめでとうございます！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2016年7月31日 3時) (レス) id: 8a6c331402 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
