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―第24話― ページ26
涼side
それから一週間後、俺の退院が決まった
治療を行わないから、週一回の通院でもいいらしい
入院した方が体の負担は少ないと言われたけど、皆といたいからと退院を希望した
咲良「涼君！退院、決まったんだって？」
涼「うん、あさって」
咲良「おめでとう！学校は…どうするの？」
それも医師に希望を聞かれた
中学と違って高校の皆は優しいし、学校も楽しい
咲良先輩や、瑞稀だっている
だから、出来るなら行きたいと伝えた
涼「行くよ、保健室登校にはなるけど」
咲良「ほんとに？やったぁ！」
学校に行ってもいいが、保健室登校とすること、登下校は誰かに同行してもらうこと、だめな時はちゃんと休むことを条件に、ＯＫをもらえた
そして待ちに待った退院の日
―ガラガラッ―
咲良・瑞稀「涼君、はしもっちゃん、退院おっめでとーう！」
病室で退院の準備をしていると二人がニッコニコで入ってきた
涼「ありがとう、もう出るからうち寄ってきなよ」
それからタクシーを捕まえて三人で帰った
―ガチャ―
涼「ただいまーって誰もいないけど」
両親は仕事だから家にはだれもいない
休もうとしてくれたけど、退院だけだからって断ったから当たり前なんだけどね
涼「あがって〜俺の部屋でいい？」
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作者名：Yuna | 作成日時：2023年7月9日 17時
