＊.°+悪魔と天使の運命+°.＊

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今日は別に用も無いのにお花畑に来ちゃったよ。
うーん…なんでやろ。


坂「ん〜、うぅ〜…、んぅ〜…？」

う「何をそんなに唸ってるの？天使君。」

坂「わっ！！ってうらたかい！脅かさんといてっ！！」

う「ごめんって。で、今日は何しに来たの？」

坂「…とくに用はない。」

う「無いのに来たの？」

坂「うん。」


ほんまになんで来たんやろ。
実はここって天界と魔界のちょうど真ん中にあるお花畑やから、まふまふ様にあんまり行かないでって言われてるとこなんよねぇ。


う「じゃあそうだな…！俺に花冠の作り方教えてくれよ？」

坂「なんでお前に教えなあかんねん。」

う「どうせ天使君暇だろ？ならいいじゃん！」

坂「えぇー…」


・
・
・


坂「…嫌。」

う「考えても嫌なんだな。」

坂「悪魔のお前と仲良くする気ない。」

う「だよな〜、ふぁぁぁ…じゃあ俺は寝よかな。」

坂「勝手に寝とけ。」

う「そのつもり。じゃ、おやすみー…」


ここで寝るんかい。…一応離れとこ。




＊坂田ぽけ〜中・・・(〜ω〜)


ひぃー、まぁー、だぁー、なぁー

帰るのもなんか嫌やし、かと言ってここに居るのも暇や。


・
・
・


うらた…


坂「…」ｼﾞｰ


動いてない。


＊坂田はちょっとうらたに近づいた。


坂「…」ｼﾞｰ


気づいてない。


＊坂田はさらにうらたに近づいた。


坂「…」ｼﾞｰ

う「すぅ……ぅ…」


ちょっと寝息が聞こえる。


＊坂田はもっとうらたに近づいた。


坂「…」ｼﾞｨｰ

う「すぅ…すぅ…」


＊坂田はうらたの真ん前まで近づいた。


うーん…、近づいたは良いものの、どうすればいいねん。
…うらたって良く見るとカッコいい、かも？

坂「…」ｽﾞｨｰ

う「……ん…」

坂「っ！？」ﾋﾞｸｯ


起きたっ！？


う「ん…、すぅ…」

坂「…なんや、寝返りか。」


＊気づけば坂田は物凄くうらたから離れていた。

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