＊.°+悪魔と天使の運命+°.＊

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なんか長い廊下を歩かされて、大きな門の前におるんやけど、ここまでくるのに一体何人の悪魔に見られたことか…


坂「はぁ…」

う「坂田、大丈夫か？」

坂「色んな悪魔に見られてちょっと疲れた。」

志「まぁ、ここに天使がいるなんてありえないことやし、俺らが一緒におるからな。」

う「あーそうだな。」

坂「？」


なんで二人とおると見られるねん。


志「じゃあ入るぞ。」

坂「う、うん。」

う「…」


ｶﾞﾁｬ

ｷｨｰ


志「そらる様。天使を連れて来ました。」

そ「ありがとう志麻君。」


あいつがそらるか。なんか、やたら眠そうに見える。


そ「おかえり、うらた君。」

う「…ただいま、そらるさん。」

そ「君が全然ここに来てくれなかったから、遊び相手がいなくて暇だったよ。」

う「それはわるぅーござんした。」

そ「そして…」ｼﾞｯ

坂「っ！」


こっち見た！し、下向いとこ！…、ぅうらたの後ろにおろ。


そ「天使君。」

坂「っ！…は、はい？」

そ「…まふまふは元気？」

坂「んぇ？げ、元気です、よ？」

そ「そう、それが聞けて良かったよ。」


まふまふ様の心配？でもお互いに嫌ってるって聞いたことあるけど…


そ「あいつが元気にしてるならそれで充分。二人とも天使君を帰してあげて。」

志「あ、はい…？」

う「大天使の安否確認のために捕まえたの！？」

そ「うん。その天使君とまふまふは接触が多いって聞いたからね。」


え、なんなん。大悪魔さえ優しいんだけど？まふまふ様から聞いたのと全然違うんだけど？？


う「なーんだ、じゃあいっか。坂田送るよ。･･･((返事も聞きたいしね♪」

坂「っ//」

そ「…うらた君、その天使君とずいぶん仲が良いようだね。」

う「っ！…さっきちょっと話したから。」


ん？なんで嘘を？しかもちょっと焦ってるような…


そ「ふぅーん…ま、ほどほどにね。じゃないと、いつもの罰与えるよ？」

う「っ…分かってるよ。」

志「…」

坂「…うらた？」

う「大丈夫。早く帰ろう？」

坂「う、うん。」


罰？なんでうらたが罰受けてるの？なんか悪いことしてるのかな？

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