＊.°+悪魔と天使の運命+°.＊

＊ ページ25

　
　
　
あ！！僕を誘拐したやつ！！


志「イイコトできた？」

う「バッチリ！」

坂「…//」

志「そうかそうか！で、そこの子。」

坂「何？」

志「…そらる様が連れて来いって。」

坂「え？」

う「はぁ？なんで連れて行かないと行けねぇんだよ。」

志「それは俺も知らんよ。」


大悪魔に呼ばれた、…僕、死ぬの？


坂「う、うらた…」

う「大丈夫、俺も一緒に行く。」

坂「で、でも。」

う「危なくなったら俺が必ず守るから。」

坂「ん…」

志「ヒュー！うらたさんイケメン！」

う「当たり前だろぉ？何てったって魔界一カッコいいからな！」

志「うわ、自慢か。」


そうだった。うらたって魔界で一番カッコいいんだった。っていうか本当だったんだ。


志「さて、早くそらる様のとこに行ってくれないと俺が怒られちゃうよ。」

う「そうだな。あの人怒ると超めんどいし。」

坂「ホンマに行くん？」

う「怖いだろうけど頼む。」

坂「…分かった。」

志「ずいぶんうらたさんになついてんねんな。」

う「まぁな〜♪」


誇るなや！まぁ事実だけど！！


ｶﾞﾁｬ


志「じゃあ鎖はいらんな。うらたさんがおったら無くても不自然じゃないやろ。」

う「よかったぁ！もし鎖をするって言ってたら殺そうかと思ってたんだぁ！」ﾆｺｯ

志「いや超笑顔で怖い事言わんといて！？」

坂「鎖しなくていいの？」

う「いいよ〜代わりに俺と手繋ごう〜」

坂「…鎖がいい。」

う「なんでっ！？」

志「っwうらたさんフられてるやんw」

う「えぇー！坂田ぁ！！」

坂「うるさい！」ﾌｲｯ


この階段上がればいいんだよね！もう先行こ！！


志「この子ツンツンやなぁw」

う「うん。だからデレた時がマジで可愛い…」

志「ホンマに？それは見てみたいなぁ…」


なんか後ろで話してるけど、無視しよ。




志「こっからは俺が先導するわ。」

う「おう。坂田、極力喋らずに下向いとけ。」

坂「なんで？」

う「なんとなくそうした方が良いと思ったから。」

坂「ふーん。」


大悪魔そらる。いったいどんなやつなんやろ。まふまふ様が大っ嫌いな人。きっととっても怖いんやろなぁ…

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